佐藤姉妹が移住を決意した奄美。
なら、私にもきっと魅力的なはず!
まずは、ばしゃ山村前の海。
たしかに、すごくきれいです。
因みに、ばしゃ山村のばしゃとは、糸芭蕉の意味で、
昔はこれで織物を作ったらしい。
ばしゃ山をたくさん持っていることは、富豪の印ってことで、つまりばしゃ山村には裕福な地主がいたらしい。
さて、海ですが。
海に入ってみると、目につくのは大小のモンガラカワハギでした。
近づくと、海底に穿たれた穴に、横向きになって潜り込んでいく。
夜の寝床なのでしょうか。
そのほかに目撃した大物は、オニオコゼ。
泳いでいてふと岩の腹を見ると、縦になって張り付いていました。
バレてないと思っているのか、50センチぐらいまで近づいても逃げません。
でも、確か「青い珊瑚礁」でブルックシールズが踏みつけて死にそうになったのがこの魚。
触らぬ神に祟りなし。
あとは、青いスズメダイとか、チョウチョウウオもちらほら。
でも、例えば沖縄の珊瑚礁に比べると生き物の絶対数は少なかったですね。
特に、ウミウシやアメフラシの仲間は全く見ることが出来ませんでした。
昼なので隠れていて、夜になるともっと賑やかなのかな?
海で拾った貝殻。

1日目の夜はナイトツアー。
奄美は海からすぐに山になっているので、山の生き物も魅力的でした。
ハブは出ませんでしたが、アカマタという結構凶暴な蛇は出ました!
ガイドの西城さんは、生き物好きが伝わってくる雰囲気。
道には産卵に向かうサワガニ(アカテガニ)がたくさん出ていましたが、
車で踏まないようにそろそろと運転なさっていました。
こういう仕事、自分にも出来たら良いよなあ。

二日目の市民コンサート。
印象的だったのは、集まってくるおじいさま達が皆、
かっこいいクールなTシャツで決めていること。
それに引き替え、私は柄パンに柄シャツ、その上にアロハを羽織るという、
過剰に派手な出で立ち。もう少しトータルコーディネートを考えるべきでした。
次回は気をつけたいと思います。
コンサートの後は、佐藤ファミリーに教えてもらって、
オオゴマダラチョウを飼育・繁殖させているショッピングセンター・ビッグ2へ。

思った以上にたくさんのオオゴマダラチョウが舞っていました。
金ぴかのサナギたち。

チョウの世話をしているのは、意外なことに日に焼けたご婦人(御歳70)。子供の頃からチョウが好きで、結婚・出産の後は子供もチョウ好きになり、夏休みの自然観察の折には、子供と一緒になってチョウチョを追っていたらしい。
子供も大きくなって、一緒にチョウを追うことが出来なくなって寂しいながら、自分一人でもチョウを追っているとのこと。
ビッグ2の社長に請われ、たった一人でオオゴマダラチョウの飼育・繁殖を手がけているが、
一日中チョウを見ていても飽きることが無いと、実に良い顔で話された。
本当に、嬉しげに、楽しげに虫を語る様に、感銘を受けると同時に、シンパシーを感じました。
ただ、ご高齢のため、自分の他にも世話係を探しているのですが、
誰も引き受けてくれないとのこと。
自分が奄美にいたら、きっと役に立てるに違いないと思ったりして。
もし自分が奄美に移住するとしたら、仕事を持たないと生活していけません。
奄美の栄ちゃんのサトウキビ農園で働かせてもらうか?
なんとか、博物館などに潜り込めないか?
夜はガイドのお手伝いをし、
週末はチョウの世話をしてすごす。
それで食べていけるだけ稼げるのかは分りませんが、
今より、ずっと自分らしく生きられそうな気がしてくる。
27日まで雨で、28,29日が晴れ。30日にはまた雨。
ちょうど、私の滞在期間だけ晴れて、
奄美の良いところを存分に見ることが出来ました。
佐藤寛子さんファミリーの移住をきっかけに、自分が最も良く生きられる場所はどこか、考えさせられているところです。
ばしゃ山村でお土産にもらった幸福の木。
どんな根や芽がでることやら。
