季節に適ったリズムがあります。
その人個人個人に適ったリズムがあります。
そのリズムを無視して、そのリズムに気が付かないままに事を起こすと、決して適うことはない。
もしかして適ったとしたら、それはまぐれだろうし、偶然だろうし、再現性のないものとなります。
再現性のないものを法則性のあるものとして捉えてしまうから失敗する。
初夏・梅雨の身体を考える。
われわれ整体の人間は季節と身体を照らし合わせて考えています。
私のリズムとあなたのリズムは違うということ。
多分、あなたのあの人とのリズムも違う。
それに比べたら、季節のリズムがどれだけ汎化性のあるものか。
暑い日にアイスクリームが食べたくなるように、寒い日におでんを食べたくなるように、季節に適ったものがあります。
整体や治療、施術(私たちは整体操法という)現場でも同じこと。
歯みがきをする、お昼ご飯を食べる、友人とおしゃべりをする、クルマを運転する、洗濯をする、お風呂に入る、読書をする、眠る。どの一場面を切り取っても同じこと。