「今年は花粉症が早そうだ」
年明けから整体に来られる方々の
お身体に触れていて、そう
感じることが増えました。
咳が長引いている、
なんとなく喉に違和感がある、
肩や首がいつもより痛い。
山陰でも雪は降ったものの、
例年より暖かい。
春の訪れも早そうです。
2026年は干支で言うと
「丙午(ひのえうま)」。
この「丙」も「午」も、
五行では「火」。
火のエネルギーが二重に重なる年です。
火が強いとどうなるか。
お身体で言えば「炎症」が
起こりやすくなります。
咳、関節痛、頭痛、腰痛、首痛。
そして花粉症。これらはすべて炎症です。
火のエネルギーが強い今年は、
この反応がより現れやすくなり、
症状としても出てきやすい。
健康を求める人は多いですが、
その多くは「症状をなんとかしたい」
という願いです。では健康とは、
病気ではない状態、
痛みがない状態のことでしょうか。
ない状態が健康であるとは、
面白みに欠ける気がします。
病気を持っていても健康な人はたくさんいます。
病気ではない状態を求めるのではなく、
本当の豊かさを求めたい。
それにせっかくの春を花粉症で
楽しめないのは、もったいない。
春を身体いっぱいで感じ、楽しむことが
本当の豊かさ、本当の健康のように思います。
整体の世界では、花粉症の急処は
「左の肩甲骨」とされています。
冬から春への移行期、身体は
冬モードから春モードへ
切り替わろうとします。
この切り替えがスムーズにいかず
引っかかってしまうのが、左の肩甲骨。
左肩甲骨周辺には
横隔膜や肺があります。
ここが硬くなると呼吸が浅くなり、
自律神経のバランスが乱れ、
免疫が低下します。
実際、花粉症で悩んでいる方の
お身体に触れると、
左の肩甲骨が驚くほど硬い。
でもご本人は硬いという自覚がありません。
ご自分でされる
お手当ての方法をご紹介します。
左手の親指を左肩に置いて、
肘で大きな円を描くように
前回し・後ろ回しをゆっくり行う。
暇さえあればやりましょう。
肩甲骨が動いているのを
意識することがポイントです。
試しに右側と比べると、
左側の動きが硬いのが感じられると思います。
寝る前には、仰向けに寝て
左の肩甲骨の下にストレッチポールを入れ、
深呼吸を10回。呼吸とともに
肩甲骨周辺が緩んでいくのを感じてください。
そしてその他には水をチビチビ飲むこと。
一気に飲むのではなく、少しずつ
何度も口に含むのがポイントです。
花粉症はアレルギーだと言われています。
しかしアレルギーだとあきらめる前に
できることから対処し、
症状改善ではなく、
ご自分の健康をデザインしていく。
毎年訪れる春が、もっと楽しみになるかもしれません。
真実の豊かさとは、
症状がないことではなく、
季節を楽しめることではないでしょうか。



