サワディクラップ!!
本日もKAZのブログにお越し下さいまして有難う御座いますヾ(@^(∞)^@)ノ
本日のコンケン、只今の時刻は午前11時半過ぎ、気温22度、湿度78%、天候は小雨(ノ゚ο゚)ノ
2ヵ月半振りくらいでしょうか、雨模様のコンケン、かなり肌寒い陽気です(ノ_・。)(ノ_・。)
先週末は先日の記事でお伝えしました通り義姉の旦那さんの母親が急逝した為に通夜と葬儀でとても忙しい週末でしたA=´、`=)ゞ
タイでの葬儀は義母を送り出した葬儀を含め既に3~4回は経験σ(^_^;)σ(^_^;)
すっかりと慣れてきました(;^_^A(;^_^A
今回の葬儀はコンケン県内のバンパイと云う街で開催。
決して都会と云う訳ではありませんが女房の実家の田舎町で開催される葬儀とは随分と違いました(@ ̄Д ̄@;)
一言で言えば「簡素」
田舎の街では3~4日間の通夜の間中、昼間から食事や酒が用意されて喰えや呑めやのドンちゃん騒ぎ状態((((((ノ゚⊿゚)ノ
告別式の際も自宅でお経をあげた後に全員で食事、その後お寺にある火葬場まで楽団が葬送の曲を演奏しながら先導していくと云う大層な行列で送り出します。
今回は通夜も告別式もお寺そのもので開催しました。
最近ではコンケン市内でもこのような葬儀が多いですね。
お寺が日本で云う処の「葬祭場」と「葬儀社」を兼ねているようなものでして・・・
会場は勿論、テーブルや椅子も全て貸してくれますし、料理も作ってくれます。
そしてお寺の敷地内ですので当然ながら「飲酒」は禁止((((((ノ゚⊿゚)ノ
故人を送り出す家においては何の準備、用意を考えないで全てをお寺に任せておけば全て取り仕切ってくれる、しかも通夜も告別式も時間内だけでの開催ですので余分な料理も必要が無いですし何と言っても「お酒」を提供しなくて良いので費用が安く済みます。
日本でもそうですが、このようにして長く伝わって来た伝統が失われていくのでしょうね。
残念な事なのでしょうがこれも時代の流れなのでしょう。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
そんなコンケンのお葬式をちょっと御紹介させて戴きましょう。
お寺の中に安置された御棺の様子です。
金ぴかの棺は冷蔵庫になっていましてその中に木製の棺が入っています。
棺の周りには遺影、そして献花が飾られています。
日本で云う処の「お清め所」です。
極々普通の食事が提供されます。自宅で開催される葬儀では此処に「お酒」が提供されるのですが此処はお寺、飲酒は禁止されています。
喪主の一家です。
息子や孫息子の有志が告別式の日、一日だけの「お坊さん」になります。
親戚、身内一同でお別れの読経。
そして出棺です。
此方がお寺に併設されております「火葬場」です。
身内を先頭にして棺を引いて参列者全員で火葬場の廻りを三周します。
御棺を火葬場の祭壇に安置した後に・・・・
お坊さんの読経と講和が行われました。
そして・・・・
告別式です。
まずは、全員で黙とう。
続きまして・・・・
有志者によるお坊さんへの「袈裟」のタンブンです。
そして・・・・
一般参列者の会葬です。
手には「お別れへの手向けの花」を意味すると思われるしおりのようなモノを持ち御棺に供えます。
会葬が終わった方へは「会葬御礼」をお渡しします。
そして最後のイベント・・・・
小銭やキャンディーを撒きます (ノ´▽`)ノ
これを拾うと福が来て、また長生きするとの事ですのでみんな必死 ヾ(@°▽°@)ノ
これで一般会葬者についての告別式は終了となります。
そして親族達は・・・・
最後のお別れです 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
顔にココナツの水を掛けて清めながら最後のお別れの言葉を掛けます ・°・(ノД`)・°・
そして・・・・
お別れです。
炭を使って焼きますのでかなりの時間が掛かります(7~8時間位?)
故人が生前使っていた布団や枕、そして衣服(一部)など、天国で使う為に同時に燃やします。
火葬場はお寺の係員の方が一晩中管理してくれます。
そして翌日の早朝、火が消えて少し冷めたところで身内だけで骨を拾いにいきます。
此方は告別式の案内状です。
内側には詳しい案内が記載されています。
告別式に出席する際にはこの案内状の封筒に「御香典」を入れて喪主に渡します。
この案内状を「貰った」「貰わない」で後々トラブルになる事も有るようで何度も何度も確認していました。
此方は「会葬御礼」の品。
ハンカチです。
タイではお祝い事(結婚式とか)でもこの「お返しの品」はとても簡単な品物です。
人によっては1000~2000THBを包んできますがこれがこの国の習わしですので特別な事はしません。
と、今日は最近の此方でのガーンソップ(お葬式)を紹介させて頂きました。
しかし・・・タイでも日本でも誰かが亡くなるってやはり嫌なものですよね (w_-;