真夜中の汽車はどこへ…#002 | 魔法の呪文をふりかけて…ポンポコ コンコン
どもです。 Kiriです。

今回は前回のブログの続きとなります。
前回は→https://ameblo.jp/picv/entry-12649685610.html

独断と偏見…
というか、思い込みと勘違い、さぁ、またまた今回も行きます。


「銀河鉄道の夜」の汽車には線路があるようだ。
ブックオフで手に入れた新潮文庫の表紙に
空を走る機関車の絵が書かれているのだけれど
しっかり、線路の上を走ってる。
(シルバーボーイさん、検証しないですみません、行ってしまいますね)

そしてさ、石炭ではなく、アルコールか電機で走るらしい。

で、999はどうだ。
銀河鉄道999は、宇宙を飛ぶときは、線路がない。
ところが星に降りると、しっかりと線路に着地する。
星に降りる少し前に、ホオオオオオ~と、汽笛を鳴らす。

で、エネルギーはなんだ?
残念だけど、わからない。

ブックオフで買って来たのは、全部で12巻のうち5巻だけ。
読み終わったら、がまんできなくなった。
最後はどうなるんだろう。
気が気でない。
結局、またブックオフに行くことになる。

12巻…最終巻。
残念、100円コーナーにはなかった。
まぁ、いいやってんで
337円。
オイラは、太っ腹だなぁ。

さぁ、BGM行ってみよう。
夜汽車よ ジョージアへ カントリーバージョン
joan osborn midnight train to georgea



銀河鉄道999は、Galaxy Express 999というらしい。
調べたところによると1977~1981年、少年キングに連載。
1970年代の作品だったんだなぁ。

主人公、星野鉄郎は、
おにぎり顔に
O脚
足が短い
お風呂が嫌い

メーテルがあんなに神秘的で美しいのに
鉄郎はギャグ漫画の主人公みたいだ。
アハハハ、オイラに近いかもしれない。
(ちょっとちがうのは、オイラは痩せっぽちだ)

ところが、ヤツは…すげぇ。

やるときはやる。
闘う。
男気ももってる。
優しい。

機械の体を手に入れるため向かう
目的地の星へたどり着くまでに
途中の様々な星で
いろいろ事件に会い、
立ち向かい
落ち込み、哀しみ、
成長していく。

ギャグキャラクターだって、関係ない。
カッコイイのだ。

逆に鉄郎が成長するごとに
メーテルは翳りを帯びて行く。

きっとメーテルは徐々に惹かれていったんだろうな
カッコ悪くて、カッコいい鉄郎に。
ゆえに、憂いが徐々に深くなっていった。
そう思う。

ネタばれ、カンベンください。
裏切ってるんだよね、メーテル。
鉄郎を。
でも、鉄郎は、懐が大きなヤツだから。

最後の12巻。
6~11巻はすっ飛ばしたけれど
12巻で旅は終わる。
最終巻での
鉄郎の迷いとメーテルの気持ちの揺れはせつない。

鉄郎はひとり、また旅立っていく。
そして
メーテルも、また、ひとり旅立つ。

メーテルとの旅が終わり
新たな旅立ちのとき、
多分、鉄郎はこう思ってたんだと思う。

結構しんどかったよな。
でも、楽しかった。
いつも一緒だったモンな。
お風呂に入らないで怒られたりもしたけど
楽しかった。

これからの旅は、そう、ひとり。

銀河を999は、また走り始める。
車窓に映った鉄郎の顔の向こう、星が流れていく。

また、逢える、きっと。

〔to be continued〕

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

ドキュメンタリーの仲間たち
インターネット上映会

2021年のスタートは
野澤和之監督 「生きる力を求めて」です。
どういうわけか、ここに予告を張り付けられないです。
と、この作品はオイラは、音楽でかかわってないですが、
よさそうです。

詳しくはこちらをどうぞ。
https://www.filmmaker-viale.com/