こんにちは フローネです。
 


  
今日のお話は
 
「いにしえの生き方を垣間見る」です。
 

日本人は「大和魂」というものがある。
 
外国の文化が入る前の
 
日本人生粋の、精神、知恵、才覚などを指す。

 

 


 
 
縄文時代、縄文人たちは
身体は小さかったけれど

弓矢を持ち、犬を飼い、
狩猟と採取と栽培に挑み

数々の土器を作って、精霊と交換していた。


松岡正剛の千夜千冊より抜粋
 

 


 
日本には、日本独自の文化や力があった。

 

このような記事を見つけると

 

 

私たち祖先は


現代人のわたしたちが見えないものが見え
 
聞こえないものが聞こえたのだとわかる。

 

 

**** **** ****

 



先週の日曜日

日本の祖先を尊び
彼らの生き方に思いを馳せる

そんな時間をくださった
大切なお友達に会いに、

 

奈良に行ってまいりました。

 

 最初に

連れていってくださった場所はここ。
 

 

 

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奈良県橿原考古学研究所付属博物館


2023.4.22(土)~6.18(日)まで
春季特別展が開催されています。

『神宿る島 宗像・沖ノ島と大和』

 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として

世界遺産に登録されている沖ノ島。

 

その沖ノ島祭祀遺跡出土品は

大和を中心におこなわれた

水辺の祭祀や古墳の副葬品などと

共通するものが多く、

両者が密接に関係していたことは明らかです。
 

本展覧会は沖ノ島祭祀遺跡出土品と

奈良県出土品を

本格的に比較する初の機会となります。

 

H.Pより抜粋



 

『神宿る島 宗像・沖ノ島と大和』
 


沖ノ島と大和のつながりって
とっても神秘的じゃない?
 
ただ私があまり歴史を知らないから
そう感じるっていうこともあるんだけどw
 

沖の島は、九州

大和は奈良県

 


どんな繋がりがあったのか
歴史を全く心得てないわたしには皆無・・。


なので
自分なりに調べてみた。

 

 

ざっくりだけど(笑)


 

ヤマト政権のはじまりは

古墳時代前期

 

その当時
北九州と奈良盆地で

政治勢力があった。
 

奈良のヤマト王権が勢力を増し

九州北部の勢力は衰えたという

考えと


九州北部勢力が

奈良盆地へ東遷(東へ移動)し

奈良盆地勢力を抑圧して

ヤマト王権となったという

見解もあるらしい。


私的には、後者の方が納得できる。

 

海に近い土地、

さらに船師や航海のスキルが

高い北九州の磐井は

その当時、すごく栄えていたと

想像できる。
 

磐井の話はこちらから

https://www.city.yame.fukuoka.jp/material/files/group/34/90109034.pdf

 

 

 

この時期、郊外との交流が
盛んだった。

 

朝鮮からは、
陶質土器や窖窯(あながま)の

技術がもたらされ

 

4世紀以降は、金や鉄なども

伽耶諸国や朝鮮半島から

来ていたことから


龍の形をした金銅製品など

沢山のご神宝が発掘されている。

 

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沖の島は

九州から朝鮮に移動する際の

大きな目印となっていたため


海上の交通安全など
ヤマト王権による国家国家祭祀が 

始まったといわれている。
 

Wikipediaから抜粋(以下のリンクより)

 

 

なるほど!

そういう繋がりがあったのか。

 

なんとなく

繋がりが見えた気がする(笑)

 

 

 

 

 

昔のひとたちは
 
独自の文化や力を持ちながらも

まだ見ぬ土地への憧れを
 
憧れだけで終わらさず
 

トライ&エラーを

繰り返しながら
 
憧れを現実にし

国外から、あらゆるものを取り入れ
豊かな文化や生活の糧にしていた。
 
渡来人を戸惑いながらも受け入れ
言葉の壁を越えて学びあった。

知らないものを知り


知っているものを伝え
 
互いに成長していった。
 

人間の脳には
すでに備わっている機能がある。
 
 
そして、目の前の問題を
どうにかしようとする能力
 
学んだことを見て、または言葉で
記憶しておく能力
 
もちろん
まだまだたくさんあるけれど、、
 
これらの
類稀な能力があるからこそ

今のわたしたちがある。

 
 

昔の人たちが
どのように考えて行動してきたのかは
 
わたしはわからないし
 

他の文化を取り入れたから
 
無くしてしまったものも
あるのかもしれない、、。
 


だけど、きっと

よりよい未来を目指して
 
日々、幸せに
過ごしていたんだろうと思う。


奈良には、たくさんの「物語」がある。

昔から語り継がれている

「日本書紀」や「古事記」などからも
 
いにしえの人たちが
どう考えていたのか

 
どう生きていたのかを

少し垣間見ることは

できるのではと思い
 
考え方を学んでみようと考えています。


 
 
そしてこの後、

連れて行ってくれた

 

 

【犬養万葉記念館】

 

ここでは、
独特な万葉集にふれることができた。

 

 

万葉集とは

7世紀後半から8世紀後半にかけて

編纂された、

現存するわが国最古の歌集。

 

 

 

 

趣のある看板を撮りつつ

 

犬養先生のことばを鑑賞し

 

 

 

 

 

てくてく中に入っていくと

 

近くにいた男の人が

ふと、声をかけてくださった。

 

 

 

見てください。

この、あぎさの花

 

今日、初咲きなんですよ。

 

今年初です! 

 

朝のうちはキレイに

咲いていたんですけどねー。

 

と、とても嬉しそうだった。

 

なんだか

昔から知っているような

すぅっと馴染むかたで

 

心がホッとほどける。

 

初咲きの

お花もかわいくて

 

心から笑顔にしていただきました。

 

 

犬養先生の独特な詠いかたも楽しみ

  

ここで出来るかもしれない

これからの楽しいことなどの話しもして

 

いにしえの

ことばの力にワクワクしながら

 

次に向かったのは

 

奈良県立

【万葉文化館】
 
〜いにしえから現代に伝えたい万葉の世界〜

 

 

 

ここも 

とっても素敵なところでした。
 
館内の装飾がとても素晴らしかった!
 
ホームページからでも

その美しさが少し見れると思います。
 

 

 

ここから出土されたものが沢山あり

 

その場所を、保管するために

建てられたのだそうで

 

昔の人たちも

きっと喜んでいらっしゃるだろうな、と

わたしも嬉しくなりました。


館内では、その当時の「お見合い」の様子を
映像で拝見できるのですが
 


相手への恋心を
和歌を詠んで、和歌で返す
 
今でいう『合コン』のような集い場が
あったらしく

とーーっても興味深かったです。
 

 

せんとくんも

可愛かったよチュー

 

 

 

 

とても良い天気の中

 

奈良の深い歴史と

沖ノ島とのつながり

 

そして

いにしえからの

ことばの深さや楽しさを感じることが出来て

すごく満足した1日でした。

 

奈良って

とても素敵なところですね!

 

まだまだ

訪れたい場所がたくさんあって

 

また来なきゃ!って思いました。

 

 

今回、これらの素敵な場所に
連れて行ってくださったのは
 

日本いにしえの
王族のいのちが宿る土地 奈良で

ことばの楽しさ、大切さだけでなく
 
日本人がDNAとして
持っている神のチカラを
伝えてくれる

『古代巫女』をされている由佳さんです。
 
なんと
奈良の遺跡の近くに
住んでいらっしゃるとのことで
 
深いご縁があるのでしょうね!!
 

由佳さんは
見える世界と見えない世界を繋ぎ
神様とともにあなたのあり方と軸を整える

セッションやセミナー提供と
御神事をされています。

ご縁のあるかた
どうぞ明るいお導きを
いただいてくださいませ。

 

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