一般の精神疾患と被虐待児の精神疾患は治療法が違う。 | ピコニコラの屋根裏部屋〜植物療法と日々のこと。

ピコニコラの屋根裏部屋〜植物療法と日々のこと。

日々の徒然、感じたこと、何でもない話、生きること、よもやま話。

久しぶりに本を読みました。

その本を読んで
長年疑問で、怖くて、罪悪感に苛まれる事、

そんなもやもやしたものの霧が晴れました。
 

私は一般的に精神疾患に関して言われている事やその他もろもろに違和感を感じる事が多かったのですが、その答えが見つかりホッとしました。

 
精神科医であり医学博士の高橋和巳さんの本『消えたい~虐待された人の生き方から知る心の幸せ』の中にはこう書かれていました。

「彼らの治療を始めた当初、精神科の普通の診断と治療の指針が通用しないことが分かり、とまどった。」
 
 
{D95D5710-45D7-4294-B1F2-01B0A2429454:01}


この一文で一般の精神疾患の治療と
虐待を受けた人の精神疾患では治療法が違うということが分かります。

もやもやとした疑問が解けました。
また少しがーんってなりましたけど。
 

とても違うのに同じように考えて、何にも解決しなかった時のことを思い出します。



通用しない。んですね。




変だなぁ。辛いなぁ。
という時は、自分が間違えてるのではなく、治療法が違ってる時もあると知ることが出来ました。
自分を諦めずにいけるといいです。

虐待を受けた経験のある方は、被虐待児、アダルトチルドレンを専門に扱う事のできる医師やカウンセラーがおすすめです。

以前、、アファメーションの記事の時にも書きましたが、虐待を受けた方の場合、アファメーションでも、対処法が全く違うので、普通の方法では余計に辛くなることがあります。

治療法も同じですね。
普通の治療法が通用しないのは、決して自分が悪いわけではないので、自分を責めないでいきましょう。

治療が辛い時は、一般的な治療法が自分の状態に合ってるのかどうか、確かめ感じていくのも方法の一つかと思います。
 
 
 
少なくとも、良くなれないときに相談者を責めるような言葉をなげかけるようなもの、不安感を煽るようなもの、心を鍛えるなど、無理やり踏み込んでくるようなセッション、人、等は治療法でも何でもないのでお気をつけくださいね。



人の人生に入り込もうとする人がカウンセラーを名乗る方の中にも多いので私は注意しています。
例えばこんな感じの言葉や感覚を感じたら、その人のところにはいきません。

『そのやり方は間違ってるから正してあげたい』
『私が教えてあげる!』自分が正しいという思い込みからやり方を伝えている人。
『こうする方がいい』自分のやりかたで支配しようとする人。
『しっかりやっていこうね』等、圧をかける人。
『そんな事でいいんですか?』という不用意な疑問を投げかける人。
 
 
 
つらい体験が多かった人たちの中にはノーを知らない方も多いので、強く言われれば簡単に納得して
(納得したかのように感じて)従うことも多いです。


このカウンセラーはなんか変だな、と感じたらすぐにでもやめたほうが良いと思います。