シャルル・リシャール=アムランさん(Charles Richard-Hamelin)のピアノリサイタルへ行ってきました。

 

チケット取ってからずっと楽しみにしてたニコニコ

 

 

2年位前、

たまたまショパンコンクールのアーカイブで彼の演奏を聴いてから、

心の中で憧れのピアニストになりました。

 


ショパンのバラード3番が、こんなに素敵な曲だったんだ!と認識したのもその時。

彼の演奏を聴いてから、バラード3番は一気に私の‘’憧れ曲‘’へ。

 

温かくて、ハーモニーが溶け合うような素敵な3番。

いつか・・弾ける時が来るかしら❓

 

 

 

電車に揺られ青葉台フィリアホールへ。

 

 

~プログラム~

 

モーツァルト◎ロンド イ短調 K.511
ブラームス◎6つのピアノ小品 Op.118
ショパン◎
 演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
 ワルツ集より
  第14番 ホ短調 Op.posth
  第3番イ短調 Op.34-2
  第4番 ヘ長調 Op.34-3 「華麗なるワルツ」
  第12番 ヘ短調 Op.70-2
  第6番 変ニ長調 Op.64-1 「小犬のワルツ」
  第7番 嬰ハ短調 Op.64-2
  第8番 変イ長調 Op.64-3
  第5番 変イ長調 Op.42

 

 

最初のモーツアルト、丸みのある優しい音。

とつとつと、柔らかい雨のしずくが落ちてくるようでした☔

モーツアルトもいいなぁ。

 

 

ブラームス、今回、間奏曲Op118があったので楽しみにしてました。

大好きな118-2もすごく良かったけど、

その次の曲も良かった!

せつなく、やるせない感じがグッときました。

 

この方の演奏は、

なんとなく室内楽的というか、ピアノなのに他の楽器の音が聞こえてくるような不思議。

ピアニストって本当にすごい。

 

 

後半はショパン。

ピアノ再開して弾いたことのある、ワルツ3番。

これがまたすごく良かったです。

人の声ともチェロとも思えるような旋律。

生暖かくて体温のあるような。

自分が弾いた曲とはまったく別の曲に感じる。

 

なんだろう・・

不思議な世界に行ってました。

 

 

そして最後のアンコールは、

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ14番〈月光〉の三楽章。

あっという間の演奏。

駆け抜ける。

素敵すぎたチューラブラブ

 

短調のパンチのある曲も聴きたいなーと思ってたので、まさにな感じ。

 

それにベートーヴェンが聴けると思ってなかったので嬉しかった。

 

 

今回不思議だと思ったのがこれ。

2人のアムラン。

 

前にシャルル・リシャール=アムランさんのバラード3番を聴いて、

その後何人か聴いて、この人もすごく好き!

と思ったのがマルク=アンドレ・アムランさん。

 

以前ブログにも書いている。

 

 

シャルルさんとはまた違う魅力でクッキリ&ピチピチな印象。

 

でも、どちらも素敵なバラード3番。

憧れのお二人。

もしいつかこの曲を弾ける時がきたらお二人の演奏を参考にしよう!

と密かに野望(?)を持っていた。

でも今あらためて聴くとかなり難しそう。

 

当時、両方「アムランさん」だから何か関係とかあるのかな?とサラッと調べてみたけど分からず。

 

今回お二人で演奏会するのを知りビックリ。

 

 

昔、クラシックではないけど、

好きなシンガーソングライターがいて、

また別の好きなシンガーソングライターがいて。

 

ある日お二人が親友だったことを知った時みたいに嬉しくなりました照れ

(ロックの方向、クラシカルな方向と音楽のテイストは違うのに)

 

マルク=アンドレ・アムランさんの生演奏もいつか聴いてみたい。

 

 

この1ヵ月で、演奏会3つ。

1年分を早くも消費しちゃったような。

どれも満足度が高かったです🌈

 

 

秋ごろ余裕があれば、何か行けるといいな~