ユメカナの記憶喪失からの脱却 -13ページ目

ユメカナの記憶喪失からの脱却

記憶喪失の記録
思い出したことを書きとめる

一般病棟に移ってからリハビリが始まった
歩けないので車椅子でリハビリ室に連れていってもらい、まずは足のリハビリ
立ち上がれない
歩けない
少しずつ歩けるようになったときに、歩行器を使い売店に行ったら小銭を落としてしまい、拾おうとしゃがむと、そのまま立ち上がれなくなりパニックに陥った

手のリハビリはとても辛かった
焼けた腕の皮と筋肉は縮んで腕は曲がってしまう
よく、火事で焼死体で発見される人は、ボクシングポーズで亡くなっている
私の腕も同じだ
曲がってしまい、自力で真っ直ぐには伸ばせない
だから、リハビリの最初に腕を伸ばしてもらう
それから、色々な道具を使い、リハビリするが、終わった頃にはまた腕が曲がってしまう
だから、最後にもう一度先生に頼んで伸ばしてもらう

リハビリの先生からこんな話を聞いた

ある、腕を火傷したおばあちゃんが、リハビリをせずにいたら、腕が曲がったままになってしまったそうだ
もちろんそんな腕では何もできない
おばあちゃんは自分でご飯を食べることも出来なかったのだ
そして、自力でご飯が食べたいと、訪ねてきた
が、もう時すでに遅し
おばあちゃんの腕は伸びることはなく、自分でご飯を食べることも不可能だったそうだ

私はこの話を聞いていたので、リハビリの大切さを身にしみて感じていた
だから、徐々に良くなってきた頃、リハビリ室だけでなく、ベットでも出来るリハビリを教えてもらい、1日に3回と言われていたが、時間がある時常にリハビリをしていた
リハビリの先生が用紙にリハビリ内容を書いてくれたのを壁に貼っていた

ここでバカ看護師登場!
私の大切なその用紙にイタズラ書きをしたのだ
腹が立ってしょうがなかったが、看護師に嫌われたら、病院では暮らしていけないので我慢した
そしてこの看護師から更に私にストレスを受けた

ある日、私の事を詳しく聞きたいからと言って処置室に連れていかれた
その個室で二人きりになり、
何故か私が今までどんな仕事をしていたか、どんな人と付き合っていたか、結婚はどうしてしなかったのか、家族構成と仲の良さはどうか、芸能人は誰が好きか、テレビは何を見ているか、色々質問された
特に今までどんな人と付き合ってきたかをしつこく聞かれた
もちろん私は性病等は持っていない

病室に戻り、他の患者さんに色々聞かれたと言ったら、他の人は聞かれていないと言う

私はその看護師に、何であんなに色々聞いたんですか?とたずねたら、
"あなたに興味があったから"と言われた

その看護師は未婚、私より少し年上、可愛い子ぶっている人だった
やたらと私のところに来る
私の担当看護師は違う人なのに、、、
私には同性愛のような性癖はない
だから、非常に迷惑だった
私はなるべく目を合わせないようにした

ベットで必死にリハビリをしている私は看護師に人気があった
死をさ迷って、負けずにリハビリを一日中している真面目な患者だからだ
腕は包帯でぐるぐる巻きになり、手にも看護師さんが作ってくれた特別な手袋のようなものをはめていた

一般病棟に移って、リハビリを始めた頃はまだ手はグローブをはめたようになっていた
もちろん指も動かない
が、看護師がリハビリの先生に、
"自分でご飯を食べれるようにしてください"と言ったのだ
リハビリの先生は半笑いで、
"まだ出来るわけないでしょ"
と、言い、私に向かって"あの看護師、何考えてんの?"と言ってきた
私も笑った
ボクサーのグローブにホーク巻き付けて食べろと言ってるのと同じだ
バカだと思った
だが、私は裏事情も知っていた
その時の看護師は新人だった
先輩看護師から、"リハビリに着いて行ったんなら、自分でご飯を食べれるようにするにはどう工夫したらいいかぐらい聞いてきなさい"と影で怒られていたのだ
まぁ、無茶な話だ
私は心苦しくもあったが、動かないからしょうがない
食事の時に食べさせてもらうテンポを早めた
それが私が出来る唯一の事だったからだ

ん?頭が混乱してきたので今日はもうやめよう

私は覚えている記憶が少ないから、時系列がぐちゃぐちゃだ

整理しなくちゃいけないな