こんにちは。愛媛県東温市横河原 ミュージックサロン・アラベスク ピアノ教室&オカリナ教室 はるのさくら、こと 辻本美智子です。
毎日暑い日が続いていますね
気分転換にドライブに出かけたら、川でキャンプや水遊びをしている親子連れの人をたくさん見かけました。
さて、今日、アルバム整理をしていて、ふと6年前の今日の写真が目に入り、懐かしい思いに駆られました。
今はもう行われていない神戸オカリナフェスティバル。
でも、一昨年前までは、オカリナのイベントとしては、日本最大級の規模で、参加者も多く、豪華なフェスティバルで、私も、2016年、2019年にお伺いしました。
実施されなくなった理由は、コロナではなく別の意味があったと聞いていますが、なんだか大きな軸がすっぽ抜けたようで寂しいです。
私がオカリナをやるようになった頃は、まだまだ楽器としての地位が確立してなかった時代でしたが、この15年ほどで団塊の世代の方々を中心にどんどん愛好者が増えました。
しかし、今度は、高齢になったために演奏することが厳しくなって、オカリナから遠のいていく方々も多くなってきていることも、現実として実感しています。
確かに、年齢や気力体力の問題は、どんな人にも降りかかる避けられない現実で、いずれ受け入れざるを得ないことですが、それによって後に続く人がいなくなることは、もっと寂しいよなぁ…と感じているところ…
幸いなことに、教室に通う子どもたちの中に、少しですがオカリナに興味を持ってくれている子どもさんもいて、今のところ、みんな楽しく取り組んでくれています。
これからもピアノと並行してオカリナの魅力も伝え続けて、更に音楽の幅を広げてほしいと思うし、若い感性で新しいオカリナの世界も発掘して、それを伝えられる存在になっていってもらいたいなと願っています。
ちなみに、オカリナに興味を持つ子どもさんは、みんな共通して、ハートがめっちゃデリケートなんです
それでいて、音感がよく、ソルフェージュ能力も高いです。
能力面で、卵が先か、鶏が先かは分かりませんが…
ただ、持ち前の繊細な心に、大自然の中で生命を育み続けた土から生まれたオカリナの音色が、直に響いたことは確かだと思います



