こんにちは。愛媛県東温市横河原 ミュージックサロン・アラベスク ピアノ教室&オカリナ教室 はるのさくら、こと 辻本美智子です。
これまでにも何度か語ったことがある内容なのだけど、10代に一生懸命やったことは、長らくその人の中に深く刻まれ続けるのは、確かみたいです

私にとって、いろんな意味で運命的な出会いとなった、声楽基礎教本・コンコーネ50番。
この出来事がなければ、真剣に向かい合うこともなかったと思います

もちろん、破門された先生に再入門を申し出ることは心境的にできず、ピアノも声楽も、それぞれ新しい先生に師事しました。
それまでレッスンをずっと中断していた、一眼さんの高校2年生に、いきなり翌年の音大受験に向けての指導を懇願されて、先生の戸惑いは如何ばかりだったことでしょう。
当時でも、音楽の道を志す人は、小学生の頃からそれなりの指導を受けていた人も多かった世界ですから…
でも入門を許してくださり、猛烈に指導をしてくださった先生には、心から感謝しています。
おかげで、本当に勉強したかったピアノ専攻を受験し、無事合格することができました

私にとっては、それは本当の意味での茨の道の始まりでもありましたが、人生について初めて深く考えたあの時間がなければ、乗り越えられなかったかもしれないし、今こうしてピアノ講師を続けることもできてなかったかもしれません。
若い時に苦労ができてよかった

歌うことが大好き!にもなれました

今も、レッスンでは、ずっとソルフェージュを指導しているので、今も歌う機会は多いけど、それでもこの当時、3点ハ(ト音記号の上第2線のド)までの高さで、頭声発声や歌曲唱法、呼吸法、フレーズ感、横文字言葉(笑)の歌詞の歌が、多少なりとも勉強できたことは、楽器演奏でも大いに役に立ってると強く実感しています。
今は高いドはもう出ないけど

でも、何よりもすごいのは、どんなに声を出しても、喉を潰すことが全くない!

きちんと歌う機会は少なくなったけど、これからも歌うことはずっと続けていきたいですね



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