こんにちは。愛媛県東温市横河原  ミュージックサロン・アラベスク ピアノ教室 & オカリナ教室、はるのさくらです。

昨日の続きです。

21日のオカリナコンクール…
ある意味、子どもたちのピアノのコンクール以上に熱かったかも。

コンクール自体は、棘が全くなく、終始和やかな雰囲気で、奏者の方々の紹介文も優しい笑顔で読み上げられ、会場全体が温かなエールに包まれていたけど、演奏者の内なる思いの強さは、子どものそれとは段違いのほとばしりを感じました。

情熱って言葉、巷でよく使われるけど、実は、簡単に口走るようなものではない、すごく重みがある感情だと思います。

もちろん、子どもと社会人では、求めるものや目指す方向性は違うから、趣旨も雰囲気も違うのは当たり前なのですが、自分の選んだその音楽に何を求め、自分の生き方と重ね合わせて、それをどう表現するかが、大人の音楽、大人のコンクールの一番重要なところではないかと思います。

なんか、興奮が治まらず、出場者が口を揃えて「激ムズ!」と言っていた、昨日の独奏一般部門の課題曲『アストゥリアス』を、改めて浚ってみました。
これ、ホントに難しいですびっくり
終始無窮動に進んでいるようで、そこかしこに見えるツボ…

オカリナに限らず、一般に、テンポの速い曲は、スピードや勢いがあればそれなりにカッコよく聞こえるという認識が強いですが、この曲は、それだけでは単なる機械音になります。
オカリナは、ダイナミクスも音域も非常に限られています。
その制約の中で、いかにこの曲の持ち味を表現できるか…
磨き抜かれたテクニックは言うまでもありませんが、それ以上に求められるもの、いえ、奏者が全身全霊をかけて求めるものとは…?

オカリナの世界、本当に深遠です。




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