こんにちは。愛媛県東温市横河原 ミュージックサロン・アラベスク ピアノ教室、はるのさくらです。

先日、リードオルガンへの想いを、こちらのブログ下矢印や古楽関係機関に綴ったところ、機関主宰の方がそれを眼にしてくださり、専門家の方をご紹介くださいました。


リードオルガンは、昭和の時代には必ず小学校の教室にあった足踏み式のオルガンです。
高度成長期頃までは、ピアノは大変高価な楽器でした。その為、学校や、地域の集会所、教会などでは、リードオルガンは、非常に重要な役割を担っていたのです。

私が小学校低学年の頃(昭和50年前後)は、きっとその最後期だったのかもしれません。
リードオルガンが教室にあり、音楽の授業は教室で受けていました。
そのひなびた、心の底に振動するような美しい音色が、幼いながらに大好きで、音楽の時間に先生が弾いてくれるのが、とても楽しみだったことを覚えています。

でも、音楽の授業を音楽室で受けるようになって、音色を聴くこともなくなり、また同時に、ピアノにその座を譲ってしまったリードオルガンのことは、すっかり記憶の隅に押しやられてしまっていました。

数ヶ月前、偶然に聴いたリードオルガンの音に、昔の記憶が蘇り、もう一度その音色に触れてみたい、実際に演奏してみたいと、その思いを綴ったところ、その関東在住の専門家の方から、直筆のお手紙と共に、機会の提供のご案内や、演奏CD、その方が修復されたリードオルガンの絵葉書が届けられたのです。

かつてのワクワクが蘇り、感動のひとことですラブラブ
あぁ、小さな夢が近い将来叶うかもキラキラ

今回、こんなにたくさんの情報をくださったのは、群馬県のピアノ調律師、渡邉祐治様。連絡先はこちらです下矢印

渡邉様より送られた写真の一部、ご紹介しますねウインク
全て数十年前〜100年以上前に製造され、もう使われなくなっていた楽器を、その方が修復され、実用できるようになったものです音譜