え~と・・・・今更なんですが(汗)
ヤバい!旅行記放置で既に1年以上経過してしまってました(--;)
記憶が薄れないうちに書こう書こうと思いきや・・・なんとも自分でも情けないな~
でもせっかく年末で暇になったので書こうと思います。
と言うわけで必死で記憶を呼び覚まし、ローマ2日目。
この日は一日フリーなので日本で申し込んでおいたオプショナルツアーへ。
日本人ガイドさん付きで貸し切りワンボックスカーをチャーターしてのチヴィタ・ディ・バーニョレージョ&
オルヴィエート観光の日帰りプライベートツアーです。

2日目のオプショナルツアーはナポリ・ポンペイ観光とか、カプリ島の「青の洞窟」ツアーなどもありましたが
「チヴィタ・ディ・バーニョレージョとオルヴィエート」という地名がなじみもなく、どんなところかな?と興味を持ったのでこちらにしてみました。
まずは高速道路に乗りチヴィタ・ディ・バーニョレージョへ。
日本人のガイドさんは60歳くらいの男性の方で、もう30年ほどイタリアに住んでるそうです。
元々は絵描きさんだとか。
途中の道で見かけたひまわり畑。

あちこちにひまわり畑はありましたが(ひまわり油をとるために植えてある)、時期が過ぎて枯れちゃってる
畑が多かったのですが、こちらは見かけた中で唯一きれいに花が咲いてた畑。
ガイドさんにイタリア語ではひまわりはgirasoleジーラソーレ、と言うと教えてもらいました。
確か大昔のイタリア映画でソフィア・ローレン主演の「ひまわり」って映画がありましたな。(見たことなし)
車でローマから約1時間ほど。
山道を走り、いよいよチヴィタ・ディ・バーニョレージョの入り口に到着。
すごいでしょ!!!!!

切り立った崖の上にある小さな町。
これは長い年月をかけて、凝灰岩の土地が風雨により浸食されて、このような天空の城のような姿になった
場所なのです。
事前にパンフやネットの写真で見てはましたが、すごく神秘的で感動しました!
詳しくはこちらをご参照↓

バーニョレージョの村のはずれまで車で行けますが、丘の上のチヴィタの中へ入るには、唯一村を結んでいる
約300mの橋を渡ります。
高所恐怖症のオットは「あかん・・・」を連発しながらおそるおそる登ってました(笑)
坂道を登って・・・けっこうキツい。

あとちょっと。
やっぱり一番若くてパワーのあるT君は先頭をどんどん進んで行きます。

村の入口の門。2匹のライオンのレリーフがシンボルだそうです。

中世のままの町並み。
こぢんまりとした町というか村なので、中心に教会があってあとは民家などがあるだけ。
お店もちょっとしたカフェやお土産屋さんがある程度で町中を一周しても
30分くらいで見終わっちゃいます。
(民家の敷地はプライベートな場所なので入れませんしね)

丘の上からの景色。
周りは見渡す限り山&緑。
オリーブやブドウの畑が広がってのどかな風景です。
ここはイタリア中部のラツィオ州とウンブリア州の境目あたりです。

民家の庭先に黒猫ちゃんが。
のんびり日向ぼっこしていて人が近づいても怖がりません。
絵本のようなきれいな庭ですね。

最近はちょっとしたレストランや宿泊施設もできたそうです。(ネットもつながる!)
チヴィタの特産物はオリーブオイルで、それを使ったブルスケッタがおいしいそうですがランチはまだこの後。
昔のオリーブオイルを絞る大きな石臼?などの道具なども展示されています。

どこもきれいで絵になる路地や家々。
ここはペンションか何かなのかなぁ?お花が飾ってある階段がかわいらしかったので、で中国人観光客の
学生風の女の子3人組に頼んでオットのiPhoneで写真を撮ってもらいました☆
そういえば中国人は何人も見たけど、日本人は私たち以外誰も来ていなかったなぁ。

余談ですが、この時中国人の女の子たちに「Are you from China?」って聞いたのですが、英語は通じないのか
「?」って反応でした・・・
でも撮ってもらったお返しに、彼女たちのスマホで写真を撮ってあげるときにオットが「1(イー)2(アル)3(サン)」
と中国語で言ったらなんで中国語知ってるの!?みたいな感じですごくびっくりしてたのが面白かったです(^^)
小さいけれどなんとも美しくて寂しい村、チヴィタ・ディ・バーニョレージョ。
今では住人は20人ほどしかいなくて「死にゆく町」と言われてるとか。
綾瀬はるか主演の映画「ホタルノヒカリ」でもここがちょこっと出てきたんですが、穴場的な場所で
あまり日本では有名じゃないですね。
(ついこないだ金曜ロードショーでやってたのを見ました)
チヴィタをあとにして次の場所に向かいます。
☆つづく☆