特設敷設艇「高千穂丸」 | 特設艦船戦史 雑想ノート

特設敷設艇「高千穂丸」

【特設特務艇】 

特設敷設艇「高千穂丸」

南貿汽船

 

【総排水量】

342トン


【所属】

横須賀防備戦隊・伊勢湾防備隊

 特設敷設艇「高千穂丸」

 第二五特設掃海隊

 第二六特設掃海隊

 

 

和18年6月26~27日

未明 静岡県浜松沖にて米潜水艦「ジャック」の雷撃を受け、「東洋丸」(4,163総トン/沢山汽船)、彰山丸(5,857総トン/山本汽船)が撃沈された。

その際、「高千穂丸」も3本の魚雷を回避し、直ちに爆雷攻撃をおこない、「ジャック」左舷後方で爆発、艦尾が水上に突出し、船体は25度傾いた。

翌27日、伊勢湾防備部隊(第二五特設掃海隊主体)の4隻が加わり、潜水艦を探知し爆雷を投下した。

《米軍記録》

損傷:潜水艦「ジャック」(エンジンが片方と前後の潜舵の動力、SDレーダー、第二潜望鏡が故障し使用不能となったが、作戦行動を続行した)

*「ジャック」は、第二八号掃海艇を含む日本艦船15隻を沈めた。



【参考文献】

テーマ一覧「主要参考文献・資料」を参照下さい。 

 

[筆者注:調査未完のため、今後、大幅に加筆・改訂を予定しております] 

 

初稿  2005-08-24