バカみたいだ

奇跡を信じていた
きっとよくなる
諦めない

威勢だけ良かった


セカンドオピニオンに行った

先生の口は重い
口を突く言葉は淡い望みを断つものだった

「治療法を検討するレベルではない」
「今この瞬間に亡くなったとしても、驚かない」
「普通にトイレに歩いて行っている事実を聞いてそのことに驚いている」

中でも
「今の彼女には、何をしても毒でしかない、命を縮め、苦痛を与えること」

抗がん剤投与も、点滴も、ご飯を食べることすらも...

これは利いた

今まで僕らがしてきたことは、ただただ母に毒を盛る行為
それを繰り返していただけ

ご飯を勧めることも、担当医に点滴をお願いすることも
頑張れ!
戦おう!
と言って、治療をしたことも


もうこれからは、痛みを少しでも和らげ過ごさせてあげたい
できるだけ多くの時間を一緒にいてあげたい
幸いこれから年末年始の休暇に入る

最期は近い