ごみ拾いに行ってきました。
在宅看取りが
これほどまで過酷とは
思いませんでした!
日時 2019/8/13火 5:00~5:55
場所 静岡市駿河区 長沼大橋、ビンカンゴミ回収所
ごみ拾いに行ってきました。
今朝からお盆休みですね。
ぼくの会計事務所も
お休みなので
今朝は朝からごみ拾い。
明け方4時に目が覚めてしまって
義母の介護・看病へ。
義母は、パーキンソン病という
国指定の難病を8年ほど患っていて
そろそろ終末期。
先月から完全に寝たきりで
薬の効きも悪くなってきたので
24時間体制で妻とぼくが
看病をしています。
薬は2時間ごと
たんの吸引をほぼ常時していて
在宅で看取り(死ぬまで看ること)って
ずいぶん大変なのだなぁ、
と思っていました。
でも、在宅看取りを選択される方はいるし
(施設や病院ではなく)
こんなにも大変なのことが
日本のいたるところで行われているのだと
信じていました。
高齢化社会とはこういうものさ、
という実例だと思って。
しかし、昨日、介護職に2年ほど前に
転職した義理の兄が来てくれて
ゆっくり話していると
「きみたちがやっていることは異常だ。
病院や施設でやっているレベルのことを
自宅でやっている。
負荷がかかりすぎ
異常と言っていい」
と言ってくれました。
もうね、びっくりでしたよ。
24時間体制で死ぬまで面倒を見るのが
当たり前だと思っていましたが
そんなの1%もいないと。
そこまで家族に負荷をかけて
看取りをするなんてありえない、
とのことでした。
ぼくも先月義母がトイレで倒れて骨折し、
一晩、病院で検査して
入院しないで帰ってきたときには
あと1~2週間だろうと思っていました。
それだけ義母の容態が悪かったからです。
しかし、容態は復活してしまって
訪問医や訪問看護師さんは、
「あと3ヶ月は持つよ」と
年内は余裕だよ、
とのことでした。
それを聞いてガクッとしたものの
せっかくだから、と覚悟を決めて
看取ろうと思っていたときに
「異常だ」
と言われて
はっと、目が覚めました。
当たり前だと思っていたことが
当たり前ではなかったと
そんなに家族で追い込まなくても
いいこと
密閉された家族の空間、人間関係の中で
視野が狭くなっている、とのこと。
在宅看取り、ターミナルケアに対する
思い込みがあったと
また自宅で死にたい、
施設はイヤだ
という想いを尊重しなければいけないという
マインドコントールにもかかっていたかな、と
なにやら、妙に冷静になれました。
かといって、
すぐに在宅介護、看護、みとりを
やめるわけではないですが
風船いっぱいに入っていた
苦しい思いに、
少しスペースが空いたように思えましたよ。
いま、家の中が殺伐としていて
いつ事件がおこるか?!?!
と思っていましたが、
回避できそうです。
よかった。
・・・・・
というような思いを抱えての
在宅介護・看護。
この先どうなるかわかりませんが
きちんと着地させようと思います。
・・・・
そんな心境を抱えてのごみ拾い。
自分を見つめ直す
良い時間となりました。
話変わって、
昨日のこのごみ拾いアメブロの
バナーを作りました。
それがこちら。
けっこー、気に入っている。
さて、今朝は長沼大橋へ。
長沼大橋はJR静岡駅のひとつ東側
東静岡駅のさらに東にかかる陸橋です。
全長800メートルくらい??
長めですね。
明け方は夜明けの空が
きれいなので
好きな場所です。
今朝は富士山が大きめに見えました。
拾ったごみ。
ホイールキャップも
落ちていましたよ(^^)
ごみではないけど
小学校の花壇に咲いていた
お花たち。
この連日の猛暑にもかかわらず
花が咲いて、えらいなーと思う。
人間は暑さにばてているのに
花は懸命に咲きますね。
と、今日は月1回のビンカンゴミの日。
このごみ拾いでビンカンがたまるので
この機会に必ず捨てなければいけません。
といいつつ先月捨て忘れてしまったので
2カ月分。
こういう状態のビンカンごみを
まとめて
持ち運んで
捨てます。
ごみ捨て場に行ったのが
午前6時前だったこともあって
誰もいない。
いつも、ボランティアのおじさんがいて
監視されているような感じで
写真をゆっくり撮れないのですが
今朝は撮れました。
ひげはカメラアプリで付けています。
実際にはひげは生えいません。
というような感じのごみ拾いでした。
今日も義母の介護、仕事、とありますが
楽しみたいと思います。
では、みなさまも
良い1日をお過ごしください。