低次の欲求にも目を背けてはいけない | 理系ナンパ師が教える彼女の作り方とモテるコツ「凸式ストリート・ナンパ」

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ナンパ師がどうやったら彼女ができるのか、そして女性からモテるようになるのか、そのコツをコツコツ書いていきます。講習も随時募集しています。

我々のゴール設定にはある程度パターンがあります。

 

ざっくり言うと、マズローの欲求階層説です。

 

Wikipedia-自己実現論より

 

マズローの提唱する欲求階層説は以下のように分けられており、自己実現の欲求が最も高次、生理的欲求が最も低次の欲求です。

  • 自己実現の欲求 (Self-actualization)
  • 承認(尊重)の欲求 (Esteem)
  • 社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
  • 安全の欲求 (Safety needs)
  • 生理的欲求 (Physiological needs)
低次の欲求から順にWikipediaを引用していきます!
生理的欲求
生命を維持するための本能的な欲求で、食事・睡眠・排泄など。極端なまでに生活のあらゆるものを失った人間は、生理的欲求が他のどの欲求よりも最も主要な動機付けとなる。
 
安全欲求
安全性、経済的安定性、良い健康状態の維持、良い暮らしの水準、事故の防止、保障の強固さなど、予測可能で秩序だった状態を得ようとする欲求。
 
社会的欲求・所属と愛の欲求
自分が社会に必要とされている、果たせる社会的役割があるという感覚。情緒的な人間関係についてや、他者に受け入れられている、どこかに所属しているという感覚。愛を求め、今や孤独・追放・拒否・無縁状態であることの痛恨をひどく感じるようになる。
 
承認欲求
自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。
 
自己実現の欲求
以上4つの欲求がすべて満たされたとしても、人は自分に適していることをしていない限り、すぐに新しい不満が生じて落ち着かなくなってくる。自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。
 
以上がWikipediaからの引用です。
まあマズロー先生のこの説が正しいかを厳密に判断することはできませんが、確かに欲求には階層性があります。
 
というか、この世界は空を上界とし、矛盾を下界とする包摂半順序亜束だというのが苫米地理論です。詳しい理解には及びませんが、天才と呼ばれる人たちが考え抜いた結果、世界には階層性があると結論が出ているわけですから、俺たちはとりあえずそれを受け入れて活用していきます。
 
それによって人生が豊かになればそれでよいのです。
 
 
言いたいことは簡単です。
低次の欲求を満たさなければ高次の欲求を満たすことはできないということです。
 
例えば猛烈にトイレに行きたいとき、もう我慢できないときが誰しもあるかと思います。マザー・テレサだってトイレに行く時間はあったはずです。
 
どれだけ成人君子で社会的に素晴らしいことをしている人でさえ、生理的欲求を満たすための時間と行動は必要です。
 
よくコーチングでゴールを設定するときに、できるだけ抽象度の高いゴールを設定するように指導されますし、書籍にもそう書いてあります。
 
それはそれで間違っていませんが、高い抽象度で思考をするということを誤解している人が多いのではないかと思います。「高い抽象度で」といったとき、それは情報空間の移動を指します。
 
情報空間の階層を自由に、ダイナミックに行き来できる能力が高い抽象度です。
 
情報空間に存在する複数の階層を一つ高い視点から捉えることができなければ自由に行き来することはできません。
 
コーチングで効果が出ないという人は、高い抽象度にこだわってゴールを設定している可能性があります。
 
まずは自分がマズローが提唱するところのどの段階にいるのかを自覚しましょう!
 
「貧困家庭をゼロにする!」みたいな社会性の高いゴールを設定してもいいのですが、まずは自分がちゃんと満たされているのかを観察するべきでしょう。自分が満たされていないのに、他人を助けようなどとは思わないことです。
 
まずは自分のことから始めましょう!
 
で、そのためのチェック項目として、
  • お金
  • 恋人
  • 健康
の3つがまず大切なのではないかと思います。
 
例えば今月の家賃が払えず、資金繰りに困っているときに本当に「貧困家庭の子どもを助けるんだ!」と思えるでしょうか?
 
その前にまず自分のことです。
 
これら低次の欲求をクリアしていないのにも関わらず、上っ面の知識だけで高次の欲求を満たすような抽象度の高いゴールを設定しようにもできるはずがありません。
 
最初は自己犠牲的に頑張れるのですが、やっぱり違くね?、、、という内なる声に押しつぶされるでしょう。
 
こういう言い方をするとドリームキラーになるのかもしれませんが、身の丈に合ったゴールというものがあります。そしてそういうものがその本人にとってはwant toなのです。
 
これは脳の仕組みなので、「低次の欲求をクリアしていないけど高次の欲求をクリアする方法はありますか?」みたいなことは無理です。
 
まずは低次の欲求をクリアして、そこから余裕がある人が高次の欲求を満たすべくゴールの更新をしていくのです。
 
だからかつての俺みたいに、ストナンに集中するために仕事もすべて放り出しました!!!!!!
 
みたいなのは悪手なのです。
 
収入源がなくなると長続きしませんw
 
現に俺はストナンを極めました。たった3週間のフルコミットでしたが、常人では一生かかってもすることができない経験をしていると自負しています。本当は継続したかったのですが、資金がショートしてしまったのです。
 
その後は結局アルバイト生活に戻ります。
もちろんストナン講習を始めていましたが、どうしても目先のお金に目がくらんでしまうのです。本当にお金に困るとゴールも曇ります。資金が残っている間の俺は、「世の中の非モテをストナンで救うんだ!」という熱い思いでいっぱいでした。
 
実際、ストナンにはそれだけの可能性が十分にあるのでこうやって情報発信しています。
 
しかし資金がなくなってくると、思考が変わってきます(-_-;)
 
・どうせストナン講習とかやっても儲からないでしょ?
・お客さんの質が悪い(-_-;)
・もっと健全な仕事をしたいな
 
などとセルフトークが飛び交います。
これらの本質は単純で、お金がないという状態に依るものです。自分がほんとにお金がない状態になると、まずはお金を稼ぎたいという思考で頭がいっぱいになります。
 
これはもうパターンなのです。
 
だからやるべきは簡単で、お金を稼ぐことです。安全欲求を満たすことです。すると、自然と思考が変わってきます。これは結構面白いものです。
 
意識は無意識の決定を追随しているだけだということがよく分かります!
 
「なんと、私たちの行動は無意識のうちに始まっている。自分で意識的に行動を決意したつもりでも、実際はその0.5秒前から脳は動き出している。意識が行為を始めているのではない。無意識のプロセスが始めているのだ。」(ユーザーイリュージョン p. 270-271)
 
 
ちなみに俺がブログを書いていなかったのは、まさにお金を稼ぐという自身の低次の欲求を満たすことが優先された結果です。就活をして、就職しました。現在も会社員をしています。
 
しかし会社員になり、定期的なサラリーをもらうようになり、経済的に安定してきました。その結果、自然と「自分が社会に対して果たせる役割は何だろうか?」と考えるようになりました。
 
そして今に至っています!(^^)!
 
前はほんと、預金通帳に5万あればよくて、バイトの給料日前にはほぼ残高0になっていました(-_-;)
だから日雇いバイトをやり、手数料を払って振り込んでもらう、、、そういう底辺の生活でしたね。
 
またストナンを始める前は、「発展途上国の人たちの役に立ちたい!」と思い、実際に青年海外協力隊としてボランティア活動をしていました。
 
(*黒色の肌と金髪の組み合わせは珍しく、学問的に研究されているみたいですね。この人々はマライタ島出身の証です!)
 
しかし活動中に困難が立ちはだかり、続けることができませんでした(-_-;)
 
その困難の最たるものは、性欲です。
JICAに対しては配属先の学校とのトラブルだという説明をしていますが、実際にはセッ〇スがしたくてどうしようもなくなったのです。毎日自慰をしていましたが、、、どうにも抑えることができなかったのです。
 
4ヵ月くらい風俗から遠ざかっていたら、ついに禁断症状が出たということです。ちなみに俺が行っていたソロモン諸島には風俗店はありません。まあ仮にあっても小さな町ですので、すぐに周りに知れ渡りますので、公人としての行動としてはまずいです。
 
家にいるときはずっと日本の風俗店のホームページを見ていました。そして実際に日本に帰ったらそこのお店に直行しましたね(笑)
 
ちなみにソロモン諸島から日本に帰るときに、トランジットのためフィジーで一晩過ごしたのですが、そこでストリートガールにお金を払って行為をさせてもらいました。
 
そのときに「ああ、俺って何やってるんだろう・・・」というのを感じました。
 
それから実際にストナンを始めるまで半年以上かかりました。というのも、自分がモテないということを悩んでいることを認めるのに時間がかかったということがあります。男としては結構きついものです。
 
普段は目を背けることができますが、必ずどこかのタイミングでそれが足を引っ張ります。制御しようにもできないのです。意識的に制御しようにも、選択や行為の決定は意識ではなく無意識が行っているからです。
 
だから無意識レベルで自分が何を望んでいるのかをちゃんと見極める必要があります。その際の指針としてマズローの欲求階層説は役立ちます。
 
ストナン自体は「モテたい!」という欲求を満たします。まあ男だったら性欲です。これはかなり低次の欲求ですが、これを満たさない限り、上には上がれないのです。
 
高いビルを建てようにも、土台がぐらぐらでは心もとないことこの上ありません。まずはストナンを通じて土台を確立しましょう!!