兄の病状 2015.9月
前に兄の様子を書いたのが去年の6月くらい?だったかな?手足のリハビリを自分でやっている・・・とか書いたと思います。その後。「気温が高くなると調子が悪くなる」という特徴がある病気でどうしても夏は具合が悪くなってしまいます。去年の夏も具合が悪くて、自発的にやっていたリハビリもほどほどにして様子を見てましたが冬になっても何だか調子が戻らず右手は文字が書けなくなりました。パソコンのキーボードも打てなくなったのでタイピングでの指のリハビリは今年2015年の2月にやめました。同じ病気でも『再発・寛解』型であれば症状の回復も見込めますが進行型なもので、薬で何とか進行のスピードを抑えるというのが兄の場合の治療法でどうしても去年よりは今年・・・と、少しずつ進行はしてしまいます。まあ、しょうがないね~と言いながらこれから出てくる新薬に期待していたり無理せず、でも悲観せず で過ごしていた今年。手のリハビリをやめた2月に撮ったMRIで新たな病巣が見つかりました。入院してステロイドの治療をしますか?と先生から提案はあったものの自覚できる症状がなかったので兄はステロイド治療を断りました。(やればいいのに。)で、今年の夏。今年は仙台も猛暑で、去年以上に具合悪かったようです。8月にまたMRIを撮ったところ2月に見つかった新しい病巣が大きくなっていました。・・・ということは。「薬が効いていません。」だそうで。この病気だとわかってから飲んでいる兄の薬は「進行型」でさえも進行がかなり抑えられるという実績がある薬でそれが効かないとなると・・・先生がおっしゃるには去年また新しい薬が認可されたから、そっちに切り替える・・・ただその前に、他の病気の可能性もあるのでもともと本当にこの病気なのか新たな病巣だけが違う病気なのかはたまたこの病気だけど薬が全く効かないタイプなのか・・・をはっきりさせるためにもう一度、この病気かどうかを判断するための検査を最初からやりなおしましょう。ということで9月から検査入院しています。2年前にやった検査をすべて最初からやり直し始めたところで本当に最初の血液検査でとある感染症が陽性当初の予定の検査はすべて後回しになりとりあえず隔離されました。面会はできますが病室に入る人はごっついマスク着用。とはいえ陽性反応が出ても発病しているかどうかで対応が変わってくるようでとりあえず、発病していないかどうかがわかるまでの隔離。その後の検査で、いちおう発病していないことがわかったので隔離は1週間で解除されました。予定が大幅に遅れましたが本来の予定の検査をこれからやっていくそうです。もともと使ってる薬が免疫を下げる薬なので感染症にかかりやすくなってます。こんな感じの、スリリングな2015年 夏~秋 なのでした。ただ、こうやって時々入院することがあると母が少し休めるので兄も心配ですが、面倒をみている母も持病があって心配なので今回の兄の検査入院は少しヒヤヒヤしましたが母を休ませることができて、ほっとしてます。