七夕絵どうろう  文久三年創業「料亭石川」玄関前にて
2024 August 6.

七夕絵どうろうまつりは、秋田藩佐竹南家七代目義安公へ、京都の公卿鷹司家からおこし入れされた奥方が、京都への郷愁やるかたない想いを五色の短冊に託し、青竹に飾り付けたのが始まりといわれています。祭りの様式は時代とともに進化し、明治期には家々の軒先に灯籠が飾られたり、大正期、昭和期には湯沢地区の全町で大型の絵どうろうを吊り下げたりするなど、その美しさを競うようになりました。