御見舞御礼 | アラフィフゆきの心の声

アラフィフゆきの心の声

アラフィフゆきです
夫が50代で癌にて他界しました。
未成年の子供達2人と
3人で生きていきます。
寂しい、不安、泣きたい、普段は表に出せない言葉を
吐き出します。

現在アメンバーは受け付けていません。

ゆきです。

 

 

夫は今のところ、状態は落ち着いています。

抗がん剤の副作用も

薬でうまくコントロールできているようです。

 

 

昨年病気が分かり、そのことを知らせたのは

夫の両親と私の叔母のみです。

 

 

ただ仕事関係では当然

病気の事はお伝えしていましたので

夫と親しい方数名が

駆けつけてくださり、お見舞いを頂戴しました。

 

 

お礼を、お返しを……と思って気になっていましたが

お見舞いのお返しというと「全快祝い」「快気祝い」のように

治療が終了し快方にむかっているイメージがあり

夫のように余命を宣告されている状態では

どうしたらいいものかと躊躇していました。

 

 

でも、やはりお礼を申し上げたくて、

今落ち着いているときに、「御見舞御礼」で紅白の結び切の

熨斗をおつけして送らせていただくことにしました。

 

 

同封するお礼のお手紙は私が作成し

夫にサインしてもらいました。

 

御見舞が有難かったこと

治療は続いているが希望を捨てずにいること

皆さんのご協力とご支援の下、仕事を少しずつ再開していること

温かく見守っていただきたいこと

 

 

お礼状を書いていると

なんだか落ち着いてきて

本当に前向きな気持ちになりました。

 

 

不思議な感覚でした。

 

 

多分、夫の病気を共有できる方たちとの交流が

私にとって力になるんだと。

病を誰にも告げずに、夫とわずかな親族のみでのこの闘いは

寂しく心細かったのだな。

 

 

余命宣告された日まで

あと4か月。

 

 

絶対生き延びてやろうね。

まだまだ一緒に生きていこうね。