先日、生まれて初めて、オペラを観に行った。
相方の母君のお知り合いが歌の先生をやっているそうで、ありがたいことに私の分までご招待券をいただいたのだ。
クラシックの知識はないが嫌いではないし、「モーツァルト 四大オペラの夕べ」だなんて、なんとも優雅
芸術の秋、その雰囲気を満喫したいわ~と、張り切って出かけていった。
いや、驚きました
人間から、ああいう声が出るとは![]()
男性の朗々と響く声。女性のうわ~っと、ぶわ~っと、ひや~っと脳天を突き抜けるような声。声って、とても素晴らしい楽器なのね。
歌の歌詞が分からないので、ストーリー的なものはまったく分からなかったが、歌声と音楽を堪能した。
が、2時間たっぷり集中できるはずもなく、半ば、否応なしに妄想や回想が頭を駆け巡る![]()
どこからともなく漂う香水の香り。
なんだっけな、この香水
確実に知っている香りだ。
しばらく考えて、思い出した。かなり前に、人からプレゼントしていただいたブランドもののアレだ、アレ![]()
当時、一世を風靡したこの香水、まだ若い私は、そのオトナっぽい香りの良さが分からず、どうも好きになれなかったのよねぇ。せっかくいただいたのに出番が少なくて、長らく放置していたら、いつのまにかママちゃんが、芳香剤として、トイレにシュッシュと振りまいていたっけねぇ
プレゼントしてくれた方には大変失礼な話であるが、もうそろそろ時効よね。今の私なら、あの香水、使いこなせる気がします。人生ってタイミングね…
それにしても、声帯というのは、年齢によって衰えることのない器官なのであろうか![]()
ものすごく練習を重ねているから、あのような素晴らしい声が出るのだろうが、歌っている方々、特に男性陣はゆうに定年退職は過ぎているような年齢に見うけられた。年をとれば、肉体は必ず衰える。どう頑張っても、運動能力は若い頃のほうが断然高い。
歌うことは、年齢に関係なく伸びる可能性のある能力ならば、私もこれを趣味にするしかないな、と思った。
いつかの友達の結婚式で、長唄を披露したおばあちゃんもいたもんね…。
…と、マイケル・ジャクソンを聞きながら、このブログを書いた。
どうも、オペラの感想がうまく書けないわけだ。無理もない。今宵もマイコーモード、全開です![]()
