「鈍感力」 渡辺淳一 | ちっぴのブログ☆CHIPILOG

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美しい大人を目指す私の日々

自分のことを、繊細で神経質なタイプだと自負している私。


だから、この本が華々しく出版された時、ものすごぉく気になった。


「鈍感力」 渡辺淳一


が、しかし、ハードカバーのわりに文字数が少ないので定価で買う気にはなれず、この本に飛びつくのもなんだか気恥ずかしいし、そんなふうにウカウカしているうちに鈍感力ブームは去っていった。


それが、いつぞやほろ酔いで立ち寄った古本屋で105円で売っているではないか。もちろん即買い。そして、最近読み終えた。


当たり前のことだと思っていても、改めて文字で読むとすっかり感化されてしまう、鈍感であることの利点の数々。


「あまりくよくよせず、他人に嫌なことを言われてもすぐ忘れる」…そりゃそうだビックリマーク


「人から嫉妬されることは、怨むどころか、むしろ感謝するべき。嫉妬する人のほうが、される人よりよっぽど状況が悪い人」…うーむ、確かに!!


「年齢をとっても元気な人は、ほとんど他人の話はききません」…あまり他人のいうことを気にしない、聞かないことが健康の秘訣らしい。私、自分でそんなつもりはなくても、よく相方に「それ、話したじゃんダウン」と注意されるのよね…。案外、私、鈍感力あるってことか…はてなマーク





連休に、ママちゃんが東京に来た。


妹と三人で、「どこ行く?」という話になった時、二人は原宿ひらめき電球と言い出した。「え、やだ、原宿なんて行きたくないプンプン」と、私はかなり悪態をついたのであるが、「H&Mとか、FOREVER21とか見てみようよニコニコ」と、二人はミーハーにあっけらかんと言っている。ママちゃんは、約20年ぶりの原宿。そりゃ、ママちゃんは原宿に用事はないわなあせる


しぶしぶ原宿まで一緒に出向いた私ガーンものすごい人混み。しかも年齢層が若い。「だから、原宿はイヤだって言ったのよ。」と不機嫌極まりない。


予定通り、H&MとFOREVER21に向かったが、すごい人、すごい大音量の音楽でウルサイったらありゃしないショック!あ~、やっぱり原宿なんて来るんじゃなかった叫び




2001年にニューヨークへ旅行に行った際、一番楽しく、一番思い出に残ったのはH&Mであった(それってどうなのよ??)。デザイン性が高く、安く、私サイズの小さいものがそろっていて、お買い物好きの私はそれ以来H&Mの虜になったのであるが、日本に上陸してからのH&Mはまったくもって魅力がないしょぼんこの度も再確認した。まったくどうしちゃったのかしら?




そんなんだから、FOREVER21 にも全然期待していなかった。


あーー、早く帰りたい…


ママちゃんが着れるようなものも、ここにはひとつもなかろうに…


ってか、ちょっと待てよ目


おっと。


なんだこりゃ?


ひょっとして、可愛くない?


いや、カワイイ嬉しいw


そして、安いラブゥ




FOREVER21で、目の色変えて買い物を始めたとき、「ちょっと、いまどこ?」と店内ではぐれてしまったママちゃんから電話がきた。


「今、奥のほうにいるから、一緒に見てくれないにこ」とママちゃんを呼び出した。


「FOREVER21って、最高だね音譜ねね、コレ、どう思う?」と満面の笑みで話しかけた私に、「あんたって、ホント調子いいね汗」とママちゃんから一言。




渡辺淳一先生も書いている。「図にのる、調子のよさ」は、いわゆる、はしたないことではなく、その人を大きく、未来に向かって羽ばたかせる原動力となるのです、と。




母よ、妹よ、誘ってくれてありがとう。FOREVER21は最高ですクラッカー

私、案外、鈍感力満点かもしれません。



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