昨日、朝5時![]()
受験勉強の時だって成し得なかった徹夜をして、詩の刺しゅう、完成しました~~
昨日の正午スタートのいいきぶん展に、間に合いました![]()
晩酌をやめ、自炊をやめ、睡眠を削って、シャワーは二日に一回が基本となり、スキンケアが手抜きになって、気付けば顔はいつしか簡易メイクのシンプルフェイス、今までご法度だった「ペディキュアなしの素足にサンダル」を履いて出勤して…そんなふうに私の生活を構成するものをひとつずつ廃止して、詩の刺しゅうは出来上がりました![]()
追い込みで徹夜が二日。夜遊び以外で朝まで起きていたことは、生まれて初めてです
夜なべで縫い物なんて、なんたるステレオタイプ
母さんが夜なべして手袋編んでくれた、そんな勢い。
ここ一番で長らくご無沙汰していた腰痛が発生し、タンスの奥深くにしまいこんでいたコルセットを装着して一心不乱に刺しゅうする姿は、そりゃもうひどい有様
こんな母さんの姿を見たら、子どもたちは涙を流すことだろう。肩凝りと首凝りもつらかった
産みの苦しみとはこのことか…
心身ともに酷使して、なんとか「いいきぶん」を紡げた気がします。やり直したいところも多々ありますが、脱落しなかったのが快挙だし、処女作だし、私のチカラはこんなもんでしょうね![]()
それにしても、刺繍で詩集作っちゃう
というダジャレ的発想が形になったことはうれしい限りであります。出発点が詩だったわりに、最終的には刺繍にばかり焦点があたって、私はすっかり刺繍の虜になりました。
展示のタイトルが「いいきぶん展」に決まってからというもの、私なりにいいきぶんを考察しまして、見に来てくれた人がいい気分になるようなものを作ろうと試行錯誤してきた訳でありますが、結局、作った本人が(というか作り終えた本人が)一番いいきぶんになっております![]()
このヒジョーにいい気分が、感謝の気持ちに拍車をかけ…
美大を卒業した妹へ、
あなたのお陰でいいチャンスに恵まれました。ありがとう
素人の私を心よくお仲間に入れてくれた妹のお友だち、
ありがとうございます
そもそも妹の美大のために出資した両親と祖父母に、感謝
刺繍というアイディアを私に授けてくれた同僚のN子ちゃん、
朝から晩までいつもありがとう
N子ちゃんが紹介してくれた刺繍の高橋亜紀先生 、
先生なしでは刺繍はできませんでした。ありがとうございます
私のとなりでパンツ一丁でゆらゆら踊っている愛らしいおちゃめを完璧に無視したにもかかわらず、日々、家事をやってくれた相方、ありがとう
ギャラリーまで見に来ていただいた皆様と、
これから見に来てくださる皆様、本当にありがとうございます
(アーティスト気取りのいっぱしの謝辞
これを書きたいが為に、根性で作品作り上げたのです…だって、なんかカッコいいじゃん。)
いいきぶん展、9人のいい気分がまとまっております。
日曜日までやっています。是非よろしくお願いします。
