詩の刺しゅう | ちっぴのブログ☆CHIPILOG

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美しい大人を目指す私の日々

日々、上手い文章が書けるようになりたいと思っている。

齋藤孝の「原稿用紙10枚を書く力」の再読を始めたが、二度目だっていうのになるほど~ひらめき電球なんて、いちいちハッとしてしまうし、いい文章を書くコツが分かったところで、なかなか身につかない。あぁ、作家への道は長く険しいわん…

齋藤孝いわく、文章もスポーツみたいなもので、書いて書いて書きまくってトレーニングを積めば上手くなるそうだ。読書も効果的らしいが、最近の関心事はもっぱら刺しゅうで、読書もブログも文章の練習も小休止★






今年一月、札幌に帰省中の我々姉妹は、駅前通のスターバックスで、真冬の雪を溶かすほど熱く語り合った。…世に自分の作品を発表しようびっくりマーク


妹は、美大仲間と一緒にギャラリーを借りて、作品の展示を具体的に検討していると言う。ジュエリーデザイナー志望の彼女は指輪、友だちは椅子やテーブル。よっしゃ、あたしもやったるで~↑と、便乗した熱意だけは一人前なのだが、持っている技術は何もない。


ものを書きたいという願望があったので、私は詩を書くことにした鉛筆そして、詩を展示する為にはどうしたらいいか考えた。パソコン打ちじゃさみしいし、字が下手だから手書きや習字も無理。うーーむ…。突如、稲妻のごとくダジャレ的思考がひらめいた。


キラキラ刺しゅうの詩集キラキラ


いつもそばにいる同僚のN子ちゃんが刺しゅうを習っていたおかげで、詩を刺しゅうするというアイディアが舞い降りた天使






そんな訳で、本来、詩を書きたかったはずなのに、いつのまにか焦点は刺しゅうにシフトやじるし


刺しゅうと刺しゅうを愛する皆様に、丁重にお詫びしたい。ワタクシ、完全に刺しゅうをナメておりましたガーンこんなにも奥が深いとはビックリ緻密な作業で根気が要るし、技術も必要だし、刺しゅうは立派な芸術です。刺しゅう初心者の私が、いきなり展示だなんて無謀だった叫びでも、もう出展料のお金払っちゃったし、絶対に脱落したくないの。やるしかないのー!


昨日は、ワラにもすがる思いで刺しゅう教室へ行って来た。この追い詰められた状況でも、刺しゅうって楽しいドキドキ優しいアキ先生のアトリエには、センスのいい布や先生の作品がたくさんあって、それだけでもやる気がでるし、基本的に刺しゅうは私の性格によく合っているみたい。


昨日初めて習ったサテンステッチで、小さい四つ葉の葉の一枚ができた時は、あまりに嬉しくて一人でニヤニヤしてしまったクローバー他人にとってはちっさな葉っぱの一枚も、私にとっては勝手に顔が笑っちゃうくらい愛しいもの。ちなみに、家に帰ってその小さい四葉を相方に見せたら、「思っていたより、肉厚でいんじゃんにこ」と、きちんとコメントしてくれた。素晴らしい相方だ。だいぶ私の扱い方が、分かってきたらしい。





今、一番書きたい文章は、詩の刺しゅうのあとがきで、気分は既に刺しゅう終了にひひ「ご協力いただいた○○さんに深く感謝します」だの「○○さんに捧げる」だの、作家きどりの文章ばかりをイメトレしている。作品出来上がる前に、あとがきって書いちゃってもいいものだろうかはてなマーク


なんて考えてる暇があったら、脱落しないように刺しゅうやらねば!私の刺しゅうは、まだ一割も終わっていませんショック!



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左は刺しゅうの高橋亜紀先生の本