週末突入~~![]()
今日は、人妻E子ちゃんと神田でお食事@ビストロ ボンヌ・マール
金曜日だっていうのに、二人揃ってグラスワイン一杯しか飲めなかったのは、E子ちゃんも私も今週は飲みすぎて、体調不良だったため
「最近、アルコール分解能力が低下しているよね
」と、二人の意見は一致した。年齢によるものか…
そんなわけで、今夜は飲んでないから元気なんです。
まともに物事考えられる夜なんです![]()
もう先月のことになるが、古本屋に本を売りに行った。文庫とハードカバー合わせて約20冊と、CD10枚くらいを持ち込んで、換金されたのは200円
その200円を元手に、新たに古本3冊購入。400円で3冊買えた。要するに、ポケットマネーからは200円の出費で済んだ。安い![]()
とっくの昔に読み終えたその三冊![]()
林真理子
確か、私がエッセイというジャンルを読んで「おもしろい
」と思ったのは、林真理子先生が初めてだった。通勤電車で「美女入門」を貪るように読んだ日々…。相方に興奮しながらその衝撃を訴えたが、その良さは伝わらなかった。彼女のエッセイは、完全に女子の感覚であって、男子にはわからないのかもしれないね。でも、私はかなり彼女に共感している![]()
彼女が結婚した頃の「ウエディング日記」は、約20年前に書かれたもの。
彼女がまだ若かったせいか、新婚で浮かれていたせいか、吹き出しそうになるくらい可愛らしくて初々しい。最近の彼女のエッセイしか読んだことがなかったので、とても意外だった。辛らつな彼女にも、こんな時代があったのね~
新婚時代っていうのは、とてもハッピーな時期らしい。逆にそうじゃなくちゃ、問題ありか。
林真理子
その後、2004年~2005年の「anan」に連載されたエッセイをまとめた「美女は何でも知っている」を読んだが、人の感情はこうも変わるものか
と思った。もちろん、いつまでも新婚時代は続かない。それにしても、エッセイのところどころで登場するご主人に対する記述が、なんともまぁ変わること。約15年の時を経て書いたものを、続けざまに読んだから、その変化が著しく感じられたのかもしれないね。
やっぱ、真理子先生のエッセイは、こうこなくっちゃ。これです、これ。私の感覚にヒジョーに似通っているところがある。いや、彼女の感覚に私が似ている、と言うべきか。
谷村志穂
「余命」、お友達のブログで紹介されていた。松雪さん主演で映画化もされた。
結婚10年目にして妊娠が発覚した女性医師は、夫と喜びをかみ締めたのも束の間、その後すぐに乳がんの再発を知る。がんの再発は誰にも伝えずに、子どもを産むという選択をし、無事出産するのであるが…。
「がんと闘いつつ、新たな生命を育む」、なんとも過酷な運命を生き抜く主人公は、強い女性だと思った。でも、なぜ夫にがんの再発を伝えなかったのか。それを強さと呼ぶのだろうか。私が夫だったら、すぐに教えて欲しいと思う。考え方は人それぞれであるが、私にとっては強さの履き違えのような気がして、理解を超えるところも多々あった。
子どもができないと分からない感情もあるだろうし、もう一度読み直したら、また違った見方が出来るかもしれない。映画で観るのもいいかもしれない。


