アサシンクリード オデッセイ。

昨日、オデュッセウスの宮殿で謎かけの陶片を見つけたので、探します。


陶片には↓が書かれていました。



オデュッセウスの足跡をたどって道を北へ進めば、彼がかつてアテナと出会ったイタキ島に小さな山羊牧場がある。アテナはオデュッセウスの変装を手伝い、彼が妻を取り戻して求婚者を殺すのを協力した。報酬は殺された山羊の上にある。



イタキ島の北側へ進むと、ユーマエウスの養豚場と、メランティオスの山羊牧場があり、山羊牧場で彫刻を手に入れることができました。


アテナがオデュッセウスの変装をさせるという話は、有名なホメロスのオデュッセイアにあるようです。

そこに、ユーマエウスとメランティオスも登場します。


以下、コトバンク。


オデュッセイア

(Odysseia) 長編叙事詩。二四巻。ホメロス作と伝え、紀元前八世紀頃の成立。「イーリアス」の後日談で、ギリシアの知将オデュッセウストロイからの帰国途中に出会った、一〇年にわたる海上漂流の冒険談と、不在中に妃ペネロペに言い寄った求愛者たちに報復する物語オデッセー


オデュッセイアの第13歌で、アテナは帰国したオデュッセウスを、オデュッセウスの妻ペネロペに求婚をせまる者たちを倒すために乞食に変装させます。変装させたオデュッセウスに対し、アテナはオデュッセウスに忠実な豚飼いのエウマイオス(ユーマエウス)を訪れるよう言います。


第14歌では、豚飼いのエウマイオス(ユーマエウス)が変装したままのオデュッセウスを歓待します。


第17歌で、変装のオデュッセウスはエウマイオスとともに自身の屋敷に向かいます。途中で山羊飼いのメランティオスが2人を罵倒し、オデュッセウスを蹴ってきます。


その後、第20歌でメランティオスが屋敷に登場し、またオデュッセウスを罵倒します。


第22歌で、オデュッセウスは求婚者たちを倒した後、メランティオスも処刑しました。



オデュッセイアについては、概略しか知らなかったので、詳しい話に触れられてとても面白かったです。


↓はアテナとオデュッセウス。

ジュゼッペ・ポターニ英語版『アテナによって乞食に変身させたオデュッセウス』(1775年) マラスピーナ絵画館イタリア語版所蔵