2019年3月26日、服用すると体内で覚せい剤に変化する小児用のADHD薬であるビバンセが承認されました。
以下は、「発達障害バブルの真相」著者である、米田倫康さんのFB記事シェアです。
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2019年3月26日、服用すると体内で覚せい剤に変化する小児用のADHD薬であるビバンセが承認されました。
この2年間、ビバンセという薬そのものの問題に加え、
ADHDを含む発達障害の診断や投薬の在り方について問題提起し、
警鐘を鳴らしてきました。
その製造販売元の製薬会社が自治体と結託して発達障害支援を進めるという
異常性にほとんど誰も気付いてくれないため、本を執筆すらしました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4907961138
結果としてビバンセは承認されてしまいましたが、
決して敗北でも失敗でもないと思っています。むしろ、チャンスだとすら思っています。
奇しくも同日の3月26日、患者から医薬品の副作用について直接報告できる制度が整いました。
https://www.pmda.go.jp/safety/reports/patients/0026.pdf
これからは、患者(及び保護者)は主治医の指示にだまって従うだけの存在ではなくなりました。
今までは、
①主治医が重要な情報を説明しない
②主治医の不適切な行為について相談・通報するところがない
③薬の副作用について適切に報告できる手段がない
というのが当たり前でした。
これからは、患者としての責任、医薬品の消費者としての責任を取っていく時代に変わってきます。
たとえば、ビバンセであれば
「本剤の投与にあたっては,患者又は代諾者に対して,
本剤の有効性,安全性,及び目的以外への使用や他人へ
譲渡しないことを文書によって説明し,文書で同意を取得すること。」
と警告欄に表示されることになりました。
https://www.pmda.go.jp/…/ResultDat…/340018_11790B9M1023_1_01
これは私が当初から要望していたことでした。
これによって患者や保護者はビバンセが覚せい剤原料であることを知らされます。
類似薬であるコンサータにも厳しい流通管理はありますが、初診で何の説明もなく処方するような例も普通にありました。
ビバンセではそれができなくなります。
また、他の薬を試しても効果が不十分な時に限って処方できるので、いきなりビバンセが出されることもありません。
※パブリックコメントの結果↓↓↓
https://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload…
ここからもわかる通り、不適切な事例があればどんどん厚生労働省等に通報すれば良いのです。基本的には流通管理の違反になりますが、診断や処方に疑問があればADHDの診断、治療を適切に行えるという前提である登録医としてふさわしくないと通報することもできるのです。
この「通報する」という行為は今後非常に大きな意味を持ってきます。ちなみに、鹿児島の精神科医のコンサータ登録医師の資格について、異例となる一時停止措置が取られたのは、私の通報の結果です。
http://www.ad-hd.jp/pdf/Concerta%20gijiroku_20181112.pdf
「副作用を報告する」という行為も同じく重要です。もはや患者は受け身の存在ではありません。情報を自ら調べ、自ら発信することのできる、責任ある主体となったのです。
これで私の進むべき方向も見えてきました。デタラメ診断とデタラメ投薬によって人生を破壊させられ、泣き寝入りしかできなかった患者の時代は終わりました。
不適切な診断や治療があれば声をあげましょう。しかるべき機関に通報しましょう。副作用を認めない主治医など無視し、副作用についてどんどん報告しましょう。
患者らが受け身の立場を脱却し、患者としての責任を取り戻せば確実にこの世界は変わります。そうなれば、不適切な診断や治療をする精神科医がおのずと排除されるようになります。
皆様にこのような情報を伝えていくために、ますます忙しくなりそうです。
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引用、ここまでです!米田さん、いつもありがとう!!
「ビバンセ承認か…」と、ガッカリする方もいるかもしれません。
でも、この、承認に関する流れをずっと追ってきた私は、
米田さんや、小倉さんたち、活動をしている方々の行動は、
絶望的な状況の中で、流れを大きく変えているんだなーと、確信したのでした。
泣き寝入りしか出来なかった患者の時代は終わりました。
不適切な診断や治療があれば、どんどん声をあげていけるのですね。
「受け身」の状態は、人をどんどん悪くしていくのだと、私は経験から、知っています。
言いたいけど言えない…
言っても、理解してもらえない…
不適切な事例があっても、報告する術がない…
その状態から、抜け出せる道が切り開かれたのです。
だからこそ、もっと人が主体的に声をあげやすくなりますように!って、私も、声を上げ続けます。
4月、私はロサンゼルスに行きます!そこで、世界各地の精神医学の状況も知れそうです。
私も情報を収集して、ガシガシ発信していきますよー。
