様々な精神薬を約10年飲んで断薬して13年たちました。

色んな場所で講演をしてきました。

 

そして、この、世界では、

今日元気だった人が、明日、いなくなります。

講演をしていると、色んな悲しい報告を、いただきます。

私自身も、そういった方々と同じく、明日はどうなるか…分からない存在でもあります。

 

 

「軽い薬だよ」と言われて飲み始めた人も多いです。

どこか救われたように感じて、精神科に通っていた人も多いです。

 

「がんばらなくていい」

「ありのままでいい」

「ちょっと休んでもいい」

そんな優しい言葉と共に、薬を飲み始めた人もいます。

 

私もそうでしたから、とてもよく分かります。

 

でも、

精神薬は、そんなに優しい世界ではありませんでした。

 

 

髪はバサバサ抜けました。生理は止まりました。

自殺したい気持ちが強くなりました。

衝動性が強くなって、大切な人を傷つけてしまいました。

川に飛び込んで、生死の境をさまよった事もありました。

水が飲めなくなった日もありました。

歩けなくなった日もありました。

 

 

何ともないよって人や、

ぱっとやめられる人もいるでしょう。

 

でも、酷い状態になってしまった人もいるようです。

すんなりやめられるものでもない時もあるようです。

飲み続けるのも地獄で、やめるのも地獄だ…という人をたくさん見てきました。

 

 

そして、今、この世界にいない人もいます。

泣いている家族もいます。

それでも、

精神科をすすめた人、

精神科に繋げた人、

誰も責任を取ってくれません。

 

「もっと早く、あなたに出会いたかったわ…」

遺族の方は、私に涙ながらに伝える事もあります。

 

 

 

「人生一度きり」という名言があります。

「限りある命」という方はいます。

だからこそ今を大切に生きよう…という趣旨なので、それも素敵な言葉とは思います。

 

でも…

これは、私が勝手に思っている事なんですけどね…

 

人生はずっと続いていく…そんな気がしているのです。

 

人生はずっと続いていく…かもしれない。

 

この人生では、ちょっと大変だった人も、

次に生まれる時があるのなら…、

その人のために、

もっともっと楽しく生きる社会を用意することが出来るかな?

 

その人が次の人生を生きる時に…

より良い世界を創っていけたら、いいな。

 

そんな事を思います。

 

 

色んなニュースを見るたびに、この世界は絶望なのか…と思う日もあります。

でも、

何があっても、

私は、希望を持っていきていたい…

そして、未来のために、アクションを起こし続けたい…

そんな事を思います。

 

もはやそれは祈りのようでもあります。

 

 

たくさんの命が失われているのを見ているからこそ、

そんな事を思う時があります。

 

 

だから、頑張っていきたいなって、今日も思うのです。

 

 

 

 

講演会で話します!!

 

【日時】2023年7月8日(土)13:30開場 14:00開演

【場所】

春日クローバーホール

JR春日駅から徒歩1分

【料金】

2000円(完全予約制)

【申し込み】

cchrfk@gmail.com まで、

「お名前」「お電話番号」「申し込み人数」

「講座に期待すること」を記載して、お申込み下さい。


様々な精神薬を約10年飲んで断薬後13年たちました。

今は元気に過ごしてます。

 

毎日ブログ更新も久しぶりなので、近況も含めて書きます!

去年から…ピアノ再開してました!

 

 

去年、ふと、自分が挑戦してきて諦めてきたことを思い出してました。

ひとつは雇われで仕事をすること…

そして、ピアノ…というのを思い出したのです。

 

椅子に座っていられなかった。

子どもの頃は椅子にじっと座っていられなくて、

ピアノ曲が仕上がりませんでした。

 

 

でも、子どもの頃からの色々な症状を改善させた今なら、出来るかもしれない…いや、出来る!

と思い、椅子に座る練習からはじめました。

 

 

すると、詰まっていた何かがとれたかのように、

ピアノが弾けるようになりました。

楽譜が瞬時に読めるし、指が思うように動くのです。落ち着いて、自分の音を聴けるのです。

同じフレーズに何度も何度も根気強く取り組めるのです。

3時間連続で、全然疲れず練習も出来るようになりました。

身体を整えると、トレーニングの成果が本当に表れるのです。

 

そして…なんと、ピアノコンクールに出て、

福岡予選を通り全国大会まで行き、金賞をいただきました。

「いや、弾けるだけで挑戦するだけで良かったんだけど…金賞って…

ちょっとストーリーとして出来すぎやろ…」なんて思ってしまいましたが…

 

椅子に座っていられないほどピアノが弾けないのに、

弾けるようになったとたん、あっという間に結果を出してしまったのです…

 

 

でも私は…正直、

子どもの頃、それを知っていれば…

と、ちょっと思ってしまいました。

 

ちょっと思ってしまいましたが…

「出来ない事が多くて悲しい思いをしていた」

そんな過去は過ぎて行きました。

 

これからは、

たくさんのものを手に入れて、

どんどんと、大きな夢を叶えて行きたい!今はそう思います。

 

そして、人には可能性があり、

この世界には可能性があるんだって、

証明していきたいなと思います。

 

 

コンクールでは、世界一大好きな曲を弾きました。
「おおぞらをとぶ(すぎやまこういち作曲)」です。
どんなに辛い世界でも、必ず希望はある…!
そんな思いを込めて演奏しました。

 

これからもたくさんの事に挑戦していきます!!

 

 

 

 

 

講演会で話します!!

 

【日時】2023年7月8日(土)13:30開場 14:00開演

【場所】

春日クローバーホール

JR春日駅から徒歩1分

【料金】

2000円(完全予約制)

【申し込み】

cchrfk@gmail.com まで、

「お名前」「お電話番号」「申し込み人数」

「講座に期待すること」を記載して、お申込み下さい。


 

 

 

様々な精神薬を10年飲んで断薬して、

その後、今は元気に過ごしています。

 

この講演をはじめた当時は、

このミラクルを伝えたくて、最初は人に話し始めました。

 

そして、様々な

改善した人の話も聞きました!!

 

「ここにも治った人がいる!!」「ここに、治してる人がいる!!」

 

それは嬉しい事でしたが、

同時に、もう一つの疑問が湧いてくるのです。

 

「発達障害は治らないって話はどこにいった?!」

「障害だから、治らないって言われたけど、困った色んな状態は治ったよ?!」

 

「障害」と言えば、ずっと治らないもの…

そして、公式にも「脳機能の障害」と記載されています。

 

自分が改善したからこそ分かるのですが、

本当に私の子どもの頃の状態が「生まれつきで治らないもの」であったのなら、

色んな事が出来るようになった自分や、改善している当事者たちは何なのか…と思うのです。

 

 

いま、発達障害という診断が爆発的に増えています。

治るのか?治らないのか?色んな声が飛び交います。

脳の障害ではないのか?違うのか?色んな声が飛び交います。

 

それはなぜか…

それは、発達障害という概念が、曖昧すぎる事にあったようです。

 

先生の声が聞こえなくて授業が分からなくなり、勉強が出来なくなったら「発達障害」とされてしまう。

いじめで辛い思いをした子どもが落ち着きがなくなっても「発達障害」とされてしまう。

栄養が足りなくてぼーっとしてた子も「発達障害」とされてしまう。

他の理由があっても、落ち着きがなかったという事実だけで「発達障害」とされてしまう。

 

そんな子どもたちが、激増していたのです。

 

だからこそ、

小中学校の8.8%が発達障害の可能性…なんて話も出てきた。

※文部科学省の「通級による指導を受けている児童生徒の数」よりグラフ作成

 

この3年でも、通級による指導を受けている児童生徒の数は激増しました。

 

 

そして、

精神薬は、今や、0才~4才の子ども達にも処方されています。

↑子どもたちに処方されている精神薬

 

私は、講演をはじめて6年たちます。

そこで、

さまざまな「発達障害と診断された」という当事者さんたちの体験を聞きました。

 

そして私は、大人たちの決めた都合に、子ども達が犠牲になっている事を知ったのです。

 

 

 

 

講演会で話します!!

 

【日時】2023年7月8日(土)13:30開場 14:00開演

【場所】

春日クローバーホール

JR春日駅から徒歩1分

【料金】

2000円(完全予約制)

【申し込み】

cchrfk@gmail.com まで、

「お名前」「お電話番号」「申し込み人数」

「講座に期待すること」を記載して、お申込み下さい。