■AIに聞いてみた
WiiM ProでQobuzを聴くようになってしばらく経つが、音切れ問題は一向に解消しない。


思いつく対策は一通り試したはずなのに、どうにも改善しない。
そこでふと思い立ち、この件をAIに相談してみた。

結論は「WiiM Proの性能的な限界」。
想像していたとおりバッファ切れが原因らしいが、
Qobuzをソースにし、同軸接続でBDP-105JPLのDACを使うという構成も
音切れが起きやすい要因だと指摘された。

「音質にこだわる気持ちは分かるが、まずは途切れず再生されることが大前提だろう」
と、もっともなことを言われてしまった。

本格的に聴き込むときはPCを使うので、
WiiM Proは“軽く聴きたい時用”だと伝えると、AirPlay再生を勧められた。
音質は44.1kHz/16bit固定になるが、バッファが大きいため音切れはほぼ起きないという。
追加費用はゼロ、iPadもあるので試すのは簡単だ。

ついでに「WiiM Proの代替ストリーマー」を聞いてみると、NODEという答えが返ってきた。
Qobuz再生時の安定性と音質のバランスで最適解らしい。
FiiOやSMSLはWiiM Proと大差ないのでやめておけ、とまで言われた。
ZEN StreamerもQobuz再生が弱く、性能を発揮できる環境が限定されるため、
中古のNODEが良いという、なかなか親切な提案だった。

AirPlayは44.1kHz/16bitという点が気になって使ってこなかったが、
この際試してみることにした。
もし音切れが解消するなら、AIの言うとおり再生環境の問題なのだろう。

■AirPlay経由での再生を試す
早速試してみた。
AirPlay再生は驚くほど簡単で、WiiMアプリからAirPlayを選び、
出力先をWiiM ProにするだけでQobuzの曲が流れ始める。

しばらく聴いてみたが、音切れの気配はまったくない。
安定性という点では、全く問題がない。
しかし、肝心の音は正直気に入らない。

破綻はないものの、音楽を楽しむという観点では違和感が残る。
同じ44.1kHz/16bitのCDリッピング音源とは決定的に何かが違う。
正直、これならCDを320kbpsでリッピングしたmp3の方がまだ好ましい。
車で使っているmp3は高音の伸びこそ物足りないが、
AirPlayのような「違和感」はない。

この感想をAIに伝えると、同じ印象を持つ人は多いとのことだった。

そこでふと気づいた。
そういえば、以前WiiM ProでQobuz再生チェックをしたときは音切れしていなかった。
改めて通常再生で聴いてみると、やはり途切れない。
何より、機器の存在を意識せず音楽に没頭できる。

以前は何をしても音切れしていたのに、なぜ改善したのか。
思い当たるのは電源の取り方だ。
以前は1つのコンセントからタコ足配線で電源を取っていたため、
電圧が不安定だった可能性がある。

今は2つのコンセントが使え、WiiM Proは負荷の少ない方から電源を取っている。
さらに、AIに指摘された「通信品質」も改善しており、
ジッターが非常に少ない状態になっている。
これらが音切れ問題の解消に作用しているのだろう。



■AIは使い方次第
リビングでのQobuz再生はイージーリスニング用途なので、
WiiM Proで安定して聴けるならそれが一番だ。
もし再び音切れが起きるならNODE導入を考えるしかないが、
優先順位は今のところ低い。

AIのおすすめが必ずしも自分に合うとは限らない。
BDP-105JPLをAVセンターとして手放す気もないので、
壊れた時に改めて考えることにする。

とはいえ、AIに相談したことで
WiiM Proの音切れ問題の原因が特定できたのは大きな収穫だ。
AIは使い方次第で十分役に立つ。

しばらく様子を見ても音は途切れず、このまま使えそうだ。
やはり電源の取り方と回線品質の向上が効いているのだろう。

ドコモ光+OCNより、賃貸物件の無料インターネットの方が品質が高いというのは皮肉だが、
Pingは10ms以下、ジッターは1ms以下と非常に優秀。
特にジッターの低さはリアルタイム性が求められるQobuz再生に有利に働いている。

BGMとしてMy Weekly Qをリビングで流す。
これこそ、理想的なQobuzの使い方だと思う。