「やわらかい服を着て」
いよいよ小屋入りしました。
あっという間に明日から上演です。



稽古場での長い期間……とはいえほんのひと月ほどですが。
その空気をたっぷり吸い込んで循環させた我々はその心身を伴って劇場で新たに呼吸します。
生き物ですからね。
呼吸しないと死ぬので。

日常でないものを日常とする嘘をつくにも似た創作活動は遊んでいるようで狂ってるようででもそれはとても日常的なことにも思います。
ん。
日常的ってなんだろな。
それは一人一人の心の内とか身体の内にしかないものだし。
自分は自分と思うこと自体が既に周りを意識している。
切り離すなんて神業に等しいのかも。
我々は所詮人間ですから。
人間らしく挑みます。



ギターを弾く一平(原竹志)とカッコつける礼史(私)。
こんなシーンはないんだけどももしかしたらあるかもしれない。
あったのかもしれないって見て思っていただけたらちょっと楽しみも増えるかもですよ。