初めまして。今回、ピッコロ劇団第75回公演『三文オペラ』に参加させていただく辻智之です。

 

稽古が進んできて、シーンごとのイメージがはっきりとしてきてワクワクが止まらない!そんな毎日ですが、9年前になりますか、東京で『三文オペラ』を観た時に、『やってみたい』と思った事が実現して何か不思議な感じがしています。

 

中学生の頃でしょうか、東京の音大に行った姉の本棚から、岩淵達治さんのブレヒトの解説書や三文オペラの本を手にとり、何かを感じたことを覚えています。今から思うと、今、現在、自分が『三文オペラ』に出演することを、あの当時直感していたように思います。中学生の自分が未来の記憶を持っていた?なんかそんな感じを味わいながら、稽古を楽しんでいます。