着物で輝きアップ
痩せ見え着付術講師下田下田亜希子です！
今まで沢山の生徒さんと関わってきて
気づいたことがあります。
最初にどんな着物を手にしたかで
着物ライフの充実度が変わります
着物は大きく分けると２つの種類が
あります。
①白い絹糸で生地を織り
色､柄を後からつけた着物
これを染めの着物(垂れもの)
といいます。
柔らかい手触りで､表面はスベスベ
重さも少し感じます。
こちらは染めの着物(小紋)↓
②糸を先に染めておいて
織りながら柄をだしていく着物
これを織りの着物といいます。
紬、絣、などが代表的なものです。
ザックリとした手触りで軽い感じです。
糸は真綿が使われいることもあります。
こちらが織りの着物(結城紬)↓
初心者さんが最初に手にするとよい着物は
どちらだと思いますか
A,染めの着物
B,織りの着物
A,染めの着物で練習をした方は
同時に織りの着物も着ることが
できるようになっています。
B,織りの着物で練習した方は
染めの着物を着る練習をもう一度
しなければならなくなります。
えっ⁉️
なぜ
はじめての方が
はまってしまって抜け出せない
落とし穴がここにあります！
A 染めの着物で練習した方は…
着物は滑って崩れること
重さで裾が下がること
をまず最初に体感します！
どうしたら滑らないのか？
どうしたら下がらないのか？
練習の中でこれを体が覚えていくわけです。
これがわかるようになってくると
キレイに着られるようになります！
B,織りの着物で練習した方は…
ザックリとした手触りの着物は
1度重ね合わせてしまえば滑らないから
崩れません。軽いため裾は下がりません。
滑る、下がるを体感しないまま
着上がってしまいます。
なので
染めの着物を着るとうまく着られない！
織りの着物はキレイに着られるのに‥
どうして？というこになります。
滑る、下がるを想定に入れた練習が
必要になるわけです。
織りの着物ならばキレイに着られる！
こうなってしまうと‥
染めの着物を着る頻度が少なくなり
苦手意識が強くなってしまいます
極端な方になると
染めの着物は着ない！と決め込んで
しまわれる方もいます。
結果
着られる着物は限定されて
おしゃれの幅も狭まります。
さらに
フォーマルなお席の着物は
染めの着物が基本です！
入学式、卒業式、結婚式などあらたまった
席には紬の付け下げ、訪問着はNG です！
織りの着物は普段使いの着物ですから
着物を着て行けるはずの場所まで狭まって
しまいます
染めの着物をキレイに着られるようになれば
どんな着物も同じように着ることができます。
苦手意識を感じることもなく
幅広いおしゃれを楽しみ
着物ライフを満喫､充実させることができる
というわけです
とはいえ
実は私はBを選択してしまったひとりです
着物を始めたばかりの頃は
こんなことを知らなかったからです。
苦笑
お陰さまで
時間をかけて､人の何倍も練習して
かなり遠回りをして今に至っております。
だからこそあなたには
最短で効率よい方法で
着物ライフを楽しんでほしい！
そう思っています
私と同じBを選択してしまった方
遠回りとおさらばしませんか？
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