キッカです。
久しぶりに日中にてブログを書こうかと。
外は今にも雨が降り出しそうですが、思ったよりも寒くはありません。
さて、タイトルの "親子。" 。
それは、或る日の親子会話からはじまりました。
そうです、マミーと私の会話であります。
二人で TV を見ていた時だと思うのですが、マミーが急にこんな事を言い出しました。
M 「アームストロングの何だっけ?」
K 「は?」
M 「アームストロングだよ!」
K 「アームストロング船長?」
M 「違うよ。 ア ワンダフルワールドだよ。」
K 「世界なんだからアームストロング船長でしょ。」
このアホくさい会話を中断すべく、検索する私...
K 「まさか、ルイ・アームストロング じゃないよね?」
M 「そうそう! ルイ・アームストングだよ!」
K 「こんな偉大な人の名前を忘れるとは... しかも、"What a Wonderful World" のこと言ってる?」
M 「そうそう! What か!」
K 「君の時代真っ只中やん。 何で忘れるかな。 どんな内容の歌詞?」
M 「この素晴らしき世界。」
K 「それタイトルやんけ... 歌詞って言ってるやん... 」
検索して歌詞を見せるマミー。
K 「好きなのに歌詞の意味しらんのかい... 」
M 「・・・・・・」
この会話で火がついたのか、またマミーが言い始めた。
M 「ラブ大好きなんだよね。」
K 「ラブ?」
M 「ナッキンコーのラブだよ。」
K 「ナッキンコー???」
M 「そう、ナッキンコーのラブ!」
K 「ナッキンコーって何やねん... 」
こんな歌と口ずさむも、サッパリわからない…
ナッキンコーを連呼するマミーが検索をはじめたが、いつも通りヒットせず...
私が検索をすると一発でそれらしきものが出た。
K 「まさか、ナット・キング・コールじゃないよね???」
M 「そうそうそう!!! ナッキンコー!!!」
K 「何でそこだけネイティブっぽいような発音やねん。 ナッキンコーでわかるかい!」
M 「だって、ナッキンコーじゃん。」
K 「てかさ、モナリザを言えばいいじゃん。」
M 「私はラブの方が好きなの!」
K 「そうかいな。 ところでラブって、L-O-V-E のこと?」
M 「だからラブって言ってるじゃん。」
K 「ナッキンコーのラブで通じるかいな。 私が生まれた時には亡くなってはるやん。」
M 「私だってそうだよ!」
K 「嘘こけ。 L-O-V-E は1961年に大ヒットって書いてある、ど真ん中やんけ。」
M 「そっか(笑)」
K 「笑ってるし... 」
まさに名付けて ”ナッキンコー事件” 。
どんな事件やねん... (;´Д`)
日がかわり、ドラマ 相棒を見ていたら、どこぞで聞き覚えのある声のLP がかかっていた。
そう、ナット・キング・コール の "Unforgettable" だった。
数日前に起こった ”ナッキンコー事件” のあの人である。
なんだかとても愉快な気分になった。
そそくさとマミーに電話して、「君のナッキンコーだけど」 と一連の話をした。
今聞くとキツツキみたいだね。 と笑うマミー。
ナッキンコーはキツツキ扱いとなっていた... (笑)
どこの親子にでもある会話かどうかはわからないけれど、我が母子はこんな感じの会話が多い。
部外者からすれば、どっちもどっちなのかもしれないが、日本語と妙な発音の英語を交えると厄介な会話にしかならないかも???
※Louis Armstrong : What a Wonderful World
※Nat King Cole : Mona Lisa, L-O-V-E, Unforgettable
お嬢さん、マミーは相変わらずやで(笑)
今日も小さな天使たちと小さな王子に感謝