ぴちこ山に登る -4ページ目
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九鬼山

今週木曜日、富士山が更に白くなったので急遽登山を決めた。
今日は夜から多摩虫青年部会の会議なので短時間で登れる九鬼山をチョイス。
いつも通り始発登り。
7:31禾生駅到着。
土曜日なのでこんな小さな山にも団体が向かうようで、最初はその後ろを付いて歩いてたけど団体は途中でコンビニへ。
ここからは一人鼻歌登山の始まり。
(登山中、息が切れないような場所は大体鼻歌を歌っている)

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駅から歩いて10分、登山道入口。

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更に2分後、分岐。
今日は杉山新道から登ります。特に理由は無し。

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7:50。ここから山に入る。
昨日の雨で地面は泥濘状態。

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所々案内板があるので迷うことはない。
誰かが落ち葉を片付けてくれてる部分もあり泥濘んでさえなければだいぶ歩きやすい。

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途中で見つけた誰かの御守り。
ここを行く登山者が皆無事に登山出来ますように…。

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右、鈴懸峠と書いてあるが地図にはそのような名前の峠は載っていない。
高指、桐木差山の先に鈴ヶ音峠があるけど、まぁそっちの方で間違いなさそう。

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9:07頂上到着。 
コースタイムより約30分早く着いた。
虫さえ見なければウチの実力は通常こんなもんだ。

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頂上の正面には大月の山々が見える。
美味しそうな雲がかかってた。

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後ろを向くと林の間から富士山が。
大した景色ではない。
残念ながら今日の富士山はかくれんぼ。
ちょっとだけ頭出した。

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来た道を少し戻って今回は池ノ山を通って下山。
落合橋とあるがこれも地図には載ってない。
この先に分岐があるからそこが落ち合う場所ということか?

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ちょっと下ると天狗岩コッチの看板。
下に小さく徒歩3分と書かれている。
「眺めよし」と言われたら行くしかあるまい。

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多分これが天狗岩。思ってたより貧相な岩…

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そしてその岩から見える景色がこれ。
九鬼山頂上より遥かに良い。
でも富士山は完全に隠れてしまった。
もう〜照れ屋さんなんだから。

続きは→九鬼山No.2へ。


大蔵高丸〜ハマイバ丸

2016年5月3日(火・祝)晴れ/曇り
滝子山に行きたかったけど急遽ぼっち登山になったので延期。
単独登山だったのであんまり危険箇所がないところを選んだら大蔵高丸~ハマイバ丸に決定。
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基本始発出発。
7:00大月駅からハマイバ前行きのバスに乗車。
バス停(終点)まで25分。
降りたのは私だけ。
ここから登山道に入るまでが長いこと長いこと。
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景色はいいけどもずーーーーっと舗装道路。
つ、辛い。
川沿いなので川のせせらぎが聞こえることが唯一の救い。
それでも癒しは最初だけで終盤は本当に退屈だった。
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8:45やっと登山口。
もうこの時点で精神的に参っている。
足も無駄に疲れてしまって登りからストック1本出してしまった。
無念…。
ここから湯ノ沢峠を目指す。
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途中壊れた元トイレ?があった。
なんともドリフのような壊れ方である。
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登山道も川沿い&ロックガーデンで、清々しい朝の日差しと鳥のさえずりに助けられなんとかモチベーションが復活。
いつも登りは全力でぶっちぎるけど久々の単独登山なんで慎重に歩くことに。
でも赤テープもトレースもしっかりあるので問題なし。
景色を眺めながらのんびり気持ち良く登る。
湯ノ沢峠の手前、急な登りに変わりちょっと踏ん張りどころ。
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9:52峠に着くと完全にヤル気を失くした看板がお出迎え。
元気な頃はどんな風に立っていたのか…。
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でも大丈夫。
代わりの綺麗な看板もちゃんと立ってます。
新人看板「お前の役目はもうない。」
この先トイレ3分って書いてあるから、そんなに尿意はなかったけどもどれどれどんなトイレだ?と確認のためにも行ってみる。
綺麗なトイレだったけどトイレットペーパー無し。
ティッシュがゴミ箱に山積み。
男は振り回すだけで済むからいいよなぁ。
手洗い用の水も雨水使用のため、雨が降らずタンクに水が溜まってないと出ない様子。
この日も空っぽでした。
用を済ませて大蔵高丸へ向かう。
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重々しい鹿対策の扉が何箇所かある完全保護区のだだっ広い草原を抜ける。
右にはアルプスが薄っすらと見える。
もうこの時期は空気が澱んでてくっきりは見えない。
肉眼ではなんとか…っていうところ。
サングラス必須。
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10:35大蔵高丸到着。
はい、薄っすらの富士山ですよ~!
冬は最高だろうな。
サングラスからだともう少しくっきり見えてるんだけど、カメラにはうまく写らない。残念。
ここでは長いせずさっさとハマイバ丸へ向かう。
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11:15ハマイバ丸到着。
地図にはハマイバって片仮名表記されてるものが多いんだけど、絶対漢字の方がいいよね。
カッコイイじゃん!
魔風破!魔貫光殺砲!破魔射場!
ここでお昼ご飯。
この日の気温、下界では26℃あったようで1700mでも日差しがある場所は暑いぐらい。
冷たい風が吹くと丁度良いって感じ。
ここから先は虫を見つけては止まり鳥がいれば止まりでタイムはほぼ無意味なので記載せず。
天下石を通り過ぎ米背負峠へ。
ここの分岐で右に曲がり、米背負沢を通って大蔵沢林道へ。
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下りでも沢沿いでせせらぎとロックガーデンに癒される。
しかしそんな幸せなひと時も束の間、あっという間に下り、再び舗装路地獄へ…。
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落石注意!
今年は不運にも落石が当たって亡くなってる人多いしね。
かと言ってどうやって注意すりゃいいんだ…。
下りのこの舗装路は本当に辛い。
結局1時間半ぐらいかなぁ。
もう退屈過ぎて途中でやめたくなった。
ぼっち登山の舗装路ほど退屈な時間はない。
前後には誰もいない。
気持ちを持て余しいつものごとく鼻歌を歌うしかない。
途中若い男性に追い抜かれたけど、度々見かける虫やらトカゲやらに足止めをくらい完全に引き離される。
最後に真っ暗闇の天目トンネルをくぐったら温泉まで直ぐ。
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今回は温泉に入り、バスで甲斐大和駅へ。
てかこれ以上舗装路は歩けません!
ここから駅までもかなり距離あるからね。
歩いて行ける人は勇者だよ。
ちなみにこの温泉まで下って来てもまだdocomo以外携帯の電波なし…。
いまどきあるんだ。


まとめ。
大蔵高丸もハマイバ丸もその周辺の沢も最高にいいところなのに、登山道に入るまでが長過ぎる。
登山ブックに中級者、上級者と書かれているのは決して危険箇所がある訳でもなく急登が続くわけでもなく、ただ単に舗装路が長過ぎるためである。
体力ももちろん、メンタル強者じゃなければちょっと辛い登山になるであろう。
数人で行ってタクシーがベストだなぁ。 
今回はのんびり登ったので筋肉痛は"弱"でした。
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