こんにちは
学習塾を経営している
なおです。

当ブログをご覧頂き、
ありがとうございます。

娘は、
現在、
大学生なのですが、
とある先生の講義では、
前期中の講義の中で、
4回発表をすると、
成績の中の
受講態度の評価が、
満点もらえるそうです。

そろそろ、
前期の単位を気にしだす頃。

今までの、
テストの結果が、
悪かった子たちが、
せめて、
そこを頑張って、
なんとか
単位がとれるように、
頑張りだしたそう。

今まで、
手なんか挙げずに、
講義中も、
パソコンの使用許可が
あることをいいことに、
関係のない動画をみていたり、
「Be Real」などに
夢中だった子たちが、
最近、
我も我もと、
手を挙げだしたそうあせる

もともと、
真面目に受講していて、
テストも、
いつも、
高得点をとっていて、
更に、
コンスタンスに、
手を挙げ、
受講態度でも、
満点をとろうと、
頑張っていた娘は、
そのお陰で、
あと1回発表したら、
クリアになるにも関わらず、
最近、
なかなか当ててもらえない
とボヤいている。

でね、
その先生は、
どちらかと言うと、
できない学生の味方だそう。

なんとか、
皆んなに、
単位をあげようと、
思われているようで、
テストで、
なかなか
点がとれない子たちのために、
受講態度で、
なるべく、
点を稼がせてあげようと、
発表者を選ぶ際に、
じゃあ、
1番の問題しか、
発表できない人だけ、
挙手をして。
とか、
次は2番の問題。
じゃあ、
2番の問題しか、
発表できない人は、
挙手をして。
と、
できない子に、
配慮をした
声掛けをされているそうです。

娘は娘とて、
毎回、
今学期中の総合評価が、
学部内で50番以内に入れると、
張り出しされるそうで、
今まで、
ずっと
選ばれてきているので、
少しでも、
いい評価が欲しい為、
頑張るワケです。

しかも、
既に、
4回の発表を
終わらせている学生も、
結構、
でてきているようで、
娘は、
あと残り1回のため、
残りの
講義回数を考え、
焦ってきているのです。

で、
なんとか当ててもらおうと、
手を挙げていると、
先生と目が合ったそう。

すると、
4回の発表を
まだクリアできていない
子たちが、
必死に挙手をしている
状況も相まって、
あの〜、
テストの成績がいい子は、
挙手をするのは、
遠慮してもらえないかなぁ…。
なんて、
言われたそう。

それに、
娘が、
腹を立てている。

全く、
ごもっともだと思う。

どうして、
ずっと、
真面目に、
頑張っているからこそ、
テストで点がとれてきた自分が、
頑張っていない、
今まで、
サボってきたから、
点がとれていない人たちに対して、
配慮してあげないと、
いけないのか⁈
と。

私も、
立場は違えど、
とりあえず、
先生の職にはいるので、
皆んなに、
単位を
とらせてあげたいと思う、
先生の気持ちは、
よくわかります。

でもさ、
このブログでも、
何度も書いているように、
できている子は、
頑張っているから、
できているのですよ。

解りますか⁈

で、
できない子は、
頑張っていないから、
できていないのです。

娘を見ていても、
娘は、
ずっと、
まあまあ成績が
良いのですが、
やっぱり、
日々、
ずっと、
勉強を
頑張ってしているのです。

高校の時から、
電車通学をしているのですが、
その、
通学中も、
毎日毎日、
ずっと単語帳などを
開いて勉強をしていましたし、

休みの時に、
お出掛けに誘っても、
今の課題が、
クリアできていないからと、
断られたりするのです。

そう、
遊ぶのは、
ちゃんと、
できてから。

大学に通いだした今も、
最近やっていなかったから、
英単語を忘れてきた。
とか言って、
高校の時の英単語帳を、
またひっぱりだしてきて、
通学途中に、
また見だしたりと、

ちゃんと、
自己管理できている。

で、
成績の良くない子は、
やっぱり、
やっていない。
そういうこと。

特に大学は、
その大学に、
合格できているのだから、
以前は、
みんな、
その大学に合格できる
レベルくらいの
ある一定以上の
学力をもっていたのです。

それなのに、
努力し続けることを
やめたから、
成績が、
落ちていったのですよね⁈

で、
話ははじめに戻って、
その、
努力を継続できている人が、
努力をやめた、
サボっている人たちに対して、
どうして、
配慮をしてあげないと、
いけないのか⁈
という話です。

配慮をしてあげないと
いけないのは、
どうしようもないことで、
力が及ばない。
そういう方々に対して、
じゃないのかと思うのです。

努力できる力を
もっているにも関わらず、
努力しない人。

講義を真面目に聞かずに、
全く、
関係のない動画をみていて、
講義の内容が
分からなくなってしまった人。
テスト勉強を
熱心にしないから、
悪い点数になってしまった人に、
配慮する必要なんて、
全くないと、
思いますよ。

一見、
理解のある、
優しい先生のように、
思えるかもしれませんが、
むしろ、
その先生のようなことをしていたら、
学生の質は、
落ちてくると思います。

自分の努力不足のことを
棚に上げて、
偉そうに、
自己主張する人を
助長することになります。

今回のような件で、
ブーたれる娘のことを
理解してあげ、
まあまあまあと、
なだめて、
また、
負けずに、
懲りずに(⁈)
頑張れるように、
親の私はしますが、
もしそういう、
なだめてくれる人が、
いなかったら⁈
頑張っても、
どうせ報われない。
と、
拗ねてしまったり、
適当にして、
適当に、
やり過ごしていった方が、
ラクでいいわ。
などと、
せっかく、
頑張れる人の芽を
摘んでしまうことにも、
なりかねないですよね⁈

そうなってしまうと、
社会の
大きな損失です。

頑張らない人、
サボってしまう人を
尊重していきたいのか⁈

頑張っている人、
努力している人を
正当に、
評価していきたいのか⁈

あなたは、
どういう世界が、
理想ですか⁈

 どういう社会を、
つくっていきたいですか⁈

目の前の事象だけを見て、
物事を判断するのではなく、
視野を広げて、
視座高く、
判断できる人間に、
なりたいですね。