◆La casa dell'Orso feritoのモザイク◆
Ciaooo
皆さまお元気ですか?9月ももう10日も経ってしまいましたが、8月の頭から、個人的にとてもつらい事が度重なり起こり、
いつも通り、平常心を保とうと努力してはいます。
なので、今は美しいものを見たり、美味しいものを食べたり、気楽に過ごせる人たちに囲まれる事が一番癒されます。
とはいえ、目の前にはお仕事も重なっており、日本帰国後初出勤のポンペイ遺跡です(笑)
文科省の指定プロジェクトの研究員の方に同行し、開けゴマ!と、タクトを振って、開かずの間をあけるお仕事です。
長年にわたり、携わらせていただいておりましたが、本日はきつかった。
ポンペイ遺跡の中にはあのように荒れ切った場所もあるんだなぁと痛感しました。花粉と虫、蚊の大群と戦いましたよ!
◆熊の心臓から血が出てる?◆
お仕事終了後、久々にお散歩しました。
私はモザイクが大好きです。特に幾何学模様のパターンなど、2000年たった今でもテキスタイルなどにプリントできそうな素晴らしい図案です。なので、今回は、歴史とか云々より、モザイクの写真を撮ってきました。
入り口にポイントを置く家は多く…
足ふきマットならず、足ふきモザイク?(笑)
◆Casa dei mosaici giometrici(幾何学模様の家)入り口◆
RegioⅧにある、幾何学模様の家!
日本の団体ツアーではまず行かないメインから反対のゾーンに位置するのですが、個人旅行で行かれる方で、
モザイク好きにはマストのCasa(邸宅)です。
というか、私もここは昔見たような?見ないような?やっぱりポンペイはじっくり見ると楽しいですね。
◆ラーメンどんぶり柄◆
◆迷路柄◆
◆格子柄◆
この邸宅はポンペイの中でも最大級の邸宅で、部屋数が60以上あった、セレブな邸宅です。
海側を向いてないのが残念ですが、サルノ川ビューのダイニングキッチンはオープンスペースで素晴らしいです。
今日の散歩で一番きゅんと来たモザイクはこちらです↓
◆Palestra dei luvenesの入り口◆
palestra=スポーツジムとお考え下さい。
場所柄、遣唐使いや、剣闘士の人たちもここに出入りして鍛えていたに違いない!
入り口には、丸腰で戦う剣闘士2人のモザイクがあります。奥のフレスコの色が少し派手すぎるのですが、
この壁にもスポーツする人が描かれていてとても面白いんですよ。
まだまだポンペイ遺跡には、面白いモザイクがたくさんあるし、
そんな面白いモザイクに出会うと、なんだかうれしい気分になりますね~♪
ナポリからガイドさんと電車で行くポンペイ遺跡観光はこちらから↓