数年前に発表されましたが、2015年に発売されたWindows10は2025年10月にサポートを終了し、

Win11に移行します。通常は無料でアップデートがなされるのですが、今回はマイクロソフトが

条件を付けました。認めた範囲のCPUでなければアップデートを認めないというのです。

 

 写真のパソコンは私が1回だけ所有したCore i7というCPUで、2017年購入、
15万円以上です。このCPUでアップデートされないというのには驚きました。
驚いてもしょうがないので、このケースの中身を自作して現役のCPUを
入れようと思いました。パソコンを開けずに、前面からHDDを4個
出し入れすることが出来る筐体だったからです。
 そこで書籍等調べてCPU、マザーボード、電源などの理解が増しました。

 

調べている間に気づいたのですが、このような自作パソコンはほとんどがゲーマー向けであり、

事務作業、SNSなどにはオーバースペックでありました。
また、起動用のSSDは500GB程度のものがマザーボードの上に直付けされるように

なっていました( M.2 )。データ転送速度が今までのケーブルの数倍になっていました。
2021年にiiyamaで買った6万円台のパソコンが冒頭のパソコンより速くなっていたのは
M.2 とCPUの進化の両方のせいです。もはやパソコン内には複数のHDDは不要で、せいぜい

もう1個置いてプログラム用とデータ用にして、バックアップはUSB-HDDにすれば十分です。
しかし、進化し続けるパソコンはモンスターのようなものです。もう一方にそれを求める

広告媒体としてのインターネットがあります。
 パソコン自作の費用は部品の市場価格によりますが、わずかに自作の方が市販製品より

安いかもしれません。しかし、完成度の高さを考えると市販機の方がいいのでしょう。

(安い市販品はマザーボードが安いことに気づきました。sataの端子が2個だけとか)

 CPUの性能を調べるとIntelとAMDで一長一短のようです。AMDがわずかに安価のようですが、

iiyamaのパソコンを調べると同程度の機能のパソコンはIntelのCPUの方がわずかに安いです。
たぶんよく売れるからだと思います。

 こんなにパソコンについて考えた一週間はありませんでした。備忘録として書きました。

 

P.S. これを書いた後で練習用に安いパソコンでも自作しようかと思いました。

2021年の書籍で推奨パーツを調べると、CPUとマザーボードは現在でも値下がりしていない

ことがわかりました。半値ぐらいを予想していたのでショックでした。
この価格は現在の同ランキングのパーツと同じでした。結局自作はしないことにしました。