酒と龍馬で有名な伏見区ですが、町には川がいっぱいあります。その一部は琵琶湖疎水です。今回は、墨染水力発電所から暗渠で国道24号線の南に出た辺りの散策です。
発電所の電気は京都市市電伏見線に使われたようです。
 
 国道24号線にかかるA、曙橋です。南を向いていますが、橋の北に川はありません。
 
 B、津知橋です。北を向くと近鉄の高架橋と国道が見えます。
伏見桃山の町を東西に横切る道は少ないのですが、この橋はその一つ、津知橋通の名前の元です。
 
 
 
     地図は後半に再掲します。
C東住吉橋 大正14年6月 濠川方向、水門と甘利カレーの工場
 
東住吉橋の高瀬川方向
 
 
D、上板橋 大正15年12月 水門方向です。 上板橋通り
 
 
E、常磐橋 カレー甘利(スパイスの工場)、上板橋が見え、珍しく河川敷があります。
 
 
いものや橋が見えます。
 
F、いものや橋は公道から私有地につながります。 このあと、マンション等、私有地内を流れる。
 
 またしばらく住宅地で、G,丹波橋 大正15年11月です。旧堀川とあります。
 
 
 すぐ南にH、枡形橋です。丹波橋のマンダイが見えます。
 
 
 
I,下板橋です。西詰に島津藩邸あとがあります。
 
 
 
 
 
 J,土橋、昭和2年です。
  この道は次の聚楽橋の道とセットで、双子の竹田街道です。後者の方には1970年まで京都市の市電が通っていました。
 
 K,聚楽橋、昭和45年3月です。土橋が見えます。
 
 
 
 L,毛利橋です。交通量が多い毛利橋通を支えます。
 
 
 
 いよいよM,大手橋、伏見桃山のメインストリートです。このあたりは美観にもこだわっています。昭和15年11月。