アウトドア般若心経/みうら じゅん
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「ものすごくカッコいい人は カッコいいもカッコワルイも考えてないからかっこいい。

わかったんだ。

今、目の前の出来事は、いろんなものと結びついた単なる結果なので

その現象には特に意味がないってことが。」


これは超訳ではあるものの、みうらじゅんさんの般若心経の口語訳です。


みうらさんというと、オモシロエッセイストみたいな印象があるので

これも何かのギャグなのでは?

と思うかもしれませんが、さにあらず。


みうらさんはこの本を書くにあたり、宗教学者の講義を長時間受けた上で

かなり、みうらさんらしい超訳をされているのです。


本の中でみうらさんも語るとおり、まるで「イマジン」みたいですね。


アナルシア自身は、日本人の大半がそうであるように無宗教です。

けれど、バリ島に通うようになってから宗教のことをよく考えるようになりました。


知らない人を何人も殺したり、親子間の殺しあいがあったりなんて個人主義のなれの果て。

どんなにやんちゃなおにいちゃんでさえ、神に畏敬の念を抱く、かの地の人々をみると

宗教の必要性について考えてしまいます。


アナルシアがどこかの宗教に入信することはなさそうですが

学問的な興味はあり、入りやすい入り口としてこの本を選びました。


みうらさんとしては、かなり真摯に取り組まれた作品ですが

みうらさんらしい味付けはタイトルの「アウトドア」の部分。


なんと般若心経の一句一句を外の看板の文字でさがして写真に撮り、

つなげると般若心経が出来上がる仕掛け。


偉業です。


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