意外と技術がいること
それはスナップ写真である
アメブロやインスタグラムの写真カテゴリーのハッシュタグ(#)に「ファインダー越しの私の世界」というものがあり、多くのひとがタグ付けしている
このファインダーというものはマニアックな機種以外、基本的にコンデジやミラーレスには付いていない機能で、要するに撮影する写真を、ファインダーという覗き窓に眼を押し付けてアングルやピントを調整するものである
まだカメラがフィルムだった頃は、写した写真をその場で見ることができないため、これはほぼ必須の機能であった
ところがデジタルの時代になるとモニターがあるので、いちいちそんな面倒臭いことをしなくても、モニターで調整できるため消え去る機能かと思いきや、一眼レフという“個人的にはもっとも必要のない”カメラは、いまだにカメラのいちばん「偉い」位置から揺るがない
おそらく多くのひとは、被写体から一瞬たりとも目を離さずピント調整などをするためこのファインダーは必須と考えるのであろう
したがって写真のシロウトが本格的に写真を趣味に……と、考えた場合、一眼レフこそ最高峰だという短絡的な発想になる
ところが、僕の場合は「スナップ写真」というカテゴリーに属する写真を撮影するため、いちいちファインダーなどを覗いてあれこれアングルを調整したりする暇は一切ない。というかいつもモニターはオフにしている
というのは「あっ、この光景は!」と、脳裏に閃いてから遅くとも1秒以内にはシャッターを切っていないと間に合わないからだ
となると撮影は必然的に腰だめや片手持ちのブラインドというポジションがメインになるなため、ファインダーは必要ない。という結論に達する
これがフィルムカメラの時代であれば、オートフォーカスは信頼性に欠けるし、シャッター速度を上げて絞れるだけ絞ってパンフォーカスというのが定番の対策であった
ところがデジタル時代になるとオートフォーカスの精度も上がったので、設定さえしておけば狙ったような写真が撮影できるようになったわけだ
では撮影は簡単になったか? といえば、簡単になったのは設定だけでシャッターチャンスを捉えるセンスは、フィルムカメラ時代とまったく変わっていない
つまり、どんな高性能なカメラを使ってもスナップ写真というものは、センスが技術を凌駕するジャンルなのである
とはいえ、撮影する場所やタイミングをベターな状況に持ってゆくのは、センスだけではダメで、そこには技術と考察力が必須なため、結局、写真というものは技術もなければならないというのが僕の導きだした結論だ
などと長々と屁理屈を展開したが、このままブログを終えてしまうとブーイングの嵐になりそうなので、偉そうに持論を展開したことを踏まえ、その一例としてて過去に撮影したスナップ写真を並べてみよう
テーマは「祭り」
2018年 飯能祭り
2019年 飯能祭り
2019年 八王子祭り
2019年 高円寺阿波おどり
2019年 川越祭り
ということで祭りの写真を貼ってみた。八王子祭りで出会った少女たちは、偶然見かけて魅了され思わず声をかけて撮らせてもらった。いやー、素晴らしい! ✨キラキラ輝いてるよね✨
この頃は、やたらと祭りの写真に凝っていたので、他にも府中のくらやみ祭りとか北千住とかいろいろネタはあるが、しつこくなるのでこのへんでやめておこう
このあと例のくそ馬鹿ばかしいコロナ騒ぎで自粛という名目の強制により、日本全国の祭りはすべて中止になり、お祭り写真のマイブームも強制的に終了させられたわけである
ちなみに、これらの写真の著作権は当然、撮影している僕にあるので無断転載には厳しく対処するつもりだ
文章および写真の依頼は、くれぐれもこちらへ連絡を ↓ ↓ ↓
pias808eg@gmail.com
†PIAS†
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