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👕 ついうっかり買い物をし過ぎていたことを今更ながら気がつく・後編

 

 

 

 

 

 

前編では購入した靴のことにしか触れなかったが、後編では購入した服について記す

 

と、その前に一応「風景写真」というジャンルのコンプライアンスを満たすために、冒頭に風景の写真を掲載したが“本編とはまったく関係がない”ことを断っておく

 

 

タイトルバックのおもむき深い停留所は、かつての玉電砧支線の終着駅砧本村の電停跡である

 

玉電は東急の路面電車で、今の世田谷線はその系統の一部が残ったもので、メインルートは渋谷から溝の口を結んだ玉電で、砧支線は二子玉川から砧本村を結んでいた

 

 

現在もバスの停留所として残るこの停留所は、当時のままの姿をとどめており、数少ない玉電の遺構なのである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その店を見つけたのは、ほんの偶然にすぎない。時おりとおっていた都内某所の場末じみた商店街に、ある日見慣れない洒落た外観の店があることに気がついた

 

このような場合、たいてい婦人洋品店であることがほとんどなので、無視して通りすぎようとしたが、どうやらメンズの店のように見える……が、そうした店だった場合は、個人が経営するセレクトショップである確率が高い

 

 

これが古着屋の場合は、たいていところ狭しと服が山積みされ、独特の雰囲気を漂わせていることが多く、そうでなくともアンティーク的なものが店頭にあったりして、なんとなく古着屋オーラを放っている

 

ところが見つけた店は、わずかな量の服が間隔を開けてディスプレイされたセレクトショップか、ブランドショップにしか見えなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入ってみると、店舗の半分はギャラリー状になっており、ただでさえ広くはない店内にディスプレイされた服の量は、ブランドの新作程度しかなく、やはり古着屋とは思えなかったが……

 

服を手に取ると驚いたことにやっぱり古着、それもセレクトされた良質のヴィンテージばかりであった

 

 

ご存じのとおり僕は週に数十軒は都内の古着屋を回っており、古着に関する情報は、雑誌やネット、動画などのメディアでしょっちゅう調べているから、知らない古着屋というだけでかなり驚いた

 

店主に話を聞くと、なんでもかんでもネットで用事が済んでしまう風潮が好きではなく、InstagramもFacebookもTwitterやブログ、YouTubeなども一切やっておらず、店に足を運んでくれたひとだけを相手に、対話しながら商売をしたいそうだ

 

 

したがって、メディア露出はお断り。ここで店にがある場所や、店の名前を記すことはできない(店内写真は了承済み)

 

 

帰宅して店の名前や場所でググってみると、予想どおり情報は一切ヒットしなかった。口こみなどもまったく存在しない。このご時世、ある意味あっぱれと言えるだろう

 

うーん、その意気やよし! と、少し感動しながら商品を見ると……

 

 

 

 

 

 

 

 

以前からほしかったが、すっかり値段が上がって手が出なくなっていたブラックモールスキンのワークジャケットが手頃な値段であるではないか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日のスタイルはこんな感じ

 

 

・キャスケット キタジマタカユキ

 

・ストール 明治時代の端切れ

 

・シャツ ユナイテッドアローズ

 

・ハンティングベスト 1970年代アバークロンビー&フィッチ

 

・パンツ イギリス軍グリーンデニム

 

・ブーツ コールハーン1930年代復刻モデル

 

 

キジマタカユキの帽子は、僕の頭のかたちにピッタリなので、いくつか所有しているが、これがいちばんお気に入りで、こればかりかぶっている

 

シャンブレーシャツは、デカイのしかないヴィンテージは諦めて、主にオアスロウやセレクトのものを10枚ほどで着回しているが、このアローズのものが着丈とか襟ぐりがジャストで、こればかり着ている気がする

 

 

 

 

 

 

 

 

当時のモールスキンは、高密度で織られているので光沢がある。もう1着、着古されたやつもあったが、こちらは、ほとんど着用した形跡のないワンウォッシュのデッドストックに近い状態で、さほど年代は古くはないが、今や貴重なアイテムだ

 

これも現在ではとんでもなく価格が高騰してしまい、デッドには7~8万ぐらい平気でついているが、おそるおそる値段を見ると、手が出る価格、というか安い!

 

この日のスタイルにブラックモールスキンのワークジャケットを合わせると

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん。まるで、はじめからこんなコーディネートだったかのような収まり具合である

 

当然のように購入した。今年古着屋で購入した商品で2番目に高額(といっても相場より安い)であったが、見つけてしまったのだからしかたがない

 

 

これで勢いがついたわけではないが、その後、高円寺や下北沢などで他にもいろいろ購入した

 

 

 

 

 

 

 

 

アナトミカのハイネック・カットソーは、なんとも言えない黄土色に惹かれて購入。横浜の北山田のリサイクルショップで950円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前から欲しかったシャルベのシャツは、高円寺のリサイクルショップで4800円

 

ドレスシャツはイギリスものからイタリアものまで、いろいろ着たが、あまりネクタイをしないから、ネクタイ前提のイギリスものや、イタリアでもルイジボレリやフライは着なくなり(リサイクル古着屋で処分した)、イタリアのバルバに落ち着いていた

 

 

が、初めて着たシャルベにはやられた。優雅な雰囲気なのにノーネクタイでも様になるところは、今までペストだと思っていたバルバより上だと思う

 

問題は価格で、新品だと量販店の中クラスのスーツが軽く買えてしまうような値段で、とてもではないが懐にそんな余裕はなく、新品で買うならやっぱり鎌倉シャツでいいかも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近購入した物件では、これが最大のハイライトだろう

 

1950年代のブラウンズビーチのビーチジャケットである。今や4~5万が相場と、アホみたいな値段になってしまったが、これは大泉学園のリサイクルショップで、たったの17800円だからレプリカより安い

 

 

ブラウンズビーチは、アメリカのヴィンテージのため、横幅の広いガバガバのものが多く、知り合いの古着屋などは大きなやつを購入して、直し屋でリサイズして着ているぐらいだが、これは僕にバッチリのサイズだ

 

十年来ほしかったアイテムなので、現在もっとも着用している服になってしまったから、着回しコーデを……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本的には、極太のパンツに合わせると収まりがよく、上は先ほどのイギリス軍グリーンデニム、下のはベルギー軍のチノパンである

 

 

下の写真のツイードジャケットは、1970年代のブルックスブラザースのオウンメイクで、スコティッシュツイードの生地を使用している

 

さすがのブルックスもこの年代になってしまうと、いかにも大量生産の安直な造りで、袖付けも裏地もナイロンでミシン縫い、ジャケットのシルエットも見るからにナンバー1サックタイプ(ウェストに絞りがなくナチュラルショルダー)の野暮ったいものだ

 

 

シルクストールは、貴重なヴィンテージのルイヴィトン。同じようなものを何年も探しているが、一度も見たことがない。これは今はもうない川越の古着屋で5000円ほどで購入した

 

 

現在のものでもいいかと思って見てはみたが、安っぽいペラペラのもののくせに、値段だけはスペシャルなので買う気が起きなかった。ちなみにこいつは国立劇場の緞帳かよ!

 

というぐらい重厚で分厚いシルクに金糸の織り模様が入っており、唯一無二の存在感がある(おまけに暖かい)

 

 

じつは、もう1着、ブルックスの1960年代のオウンメイクも所有しているが、そちらは袖付け、裏地はコットンサテンの手縫い、ウェストもドロップ6ぐらいで細くてカッコよいのだが、あまりにも貴重なアイテムなので、勝負のときにしか着られない(どんな勝負なんだよ、などのツッコミは断固断る)

 

 

ということで今回は、ごくわずかしかいない古着、靴好き読者のために書いたが、おそらくほとんどの読者は置いてけぼりで「( ゚д゚)ポカーン」としていることが想像できる。次回からは普通の散策記事に戻る

 

 

 

 

 

 

†PIAS†

 

 

 

 

 

 

 

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