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🍦 final 2つのアーケード商店街とインベーダー 

 

 

 

 

 

ということで、今回で一応《東急沿線界隈散策・三軒茶屋》はファイナルを迎えるわけだが、“final”は三軒茶屋編だけで《東急沿線界隈ランダム散策》のシリーズは、あともう1回続く

 

前回、前々回と三軒茶屋の最大の見所である「三軒茶屋三角地帯」のカオスな町並みを紹介したが、三角地帯が国道246号線と接する「辺」には、ゆうらく街、三茶3番街という飲み屋街があった

 

 

その路地の入り口に屋号を記した提灯が下がっている写真を掲載したが、個人商店ばかりの提灯のなかに「サーティワンアイスクリーム」が混ざっているということを書いた

 

サーティワンは国道に面しており、店舗がゆうらく街と接しているのとは反対側を見ると……

 

 

 

 

 

 

 

 

「エコー仲見世」というアーケード商店街と接している。このアーケードは、サーティワンと接している通路と、三角形の突端側にもう1本通路があり、つまり2筋のアーケードが並んでいるわけだ

 

 

仲見世の位置は、まさに三軒茶屋の中心にあるため

 

 

 

 

 

 

 

 

この縮尺だと表示されないが、個人商店とサーティワンをはじめとして、いきなりステーキ、カラオケ・ビッグエコーなどの全国展開の店舗が混在している

 

 

 

 

 

 

 

 

これが津久井道側から見た「エコー仲見世」商店街のアーケードの入り口

 

アケード商店街の通路は公道ではなく私道扱いになるため、Googleマップには通路として表示されず、初めて訪れるひとが、この地図を見て現地に赴くと「話が違うじゃないか」となるだろう

 

 

ちなみに、前回の記事に掲載した地図には、僕が勝手に「三軒茶屋三角地帯」と書きこんだが、マップの縮尺を上げるとGoogleマップにも「三軒茶屋三角地帯」という記載がある

 

このことから「三軒茶屋三角地帯」というのは、正式な地名でないのはもちろん、単なる俗称なのにも関わらずマップに記載されるほどメジャーな呼称であることがわかる

 

 

これで三角地帯は大まかに網羅したので、国道をわたって今度は、もうひとつのメイン商店街「栄通り商店街」を見にゆくがその前に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三角地帯にある「エコー仲見世」とは津久井道を挟んだ反対側にも「すずらん通」という昭和ちっくな飲食街が残っている

 

この「すずらん通」のすぐ脇は、上の写真に写っている「サンマルクカフェ」「ミネドラッグ」がテナントに入るビルと東急新玉川線の入り口になっているが、この場所にかつては闇市上がりのバラック商店街があった

 

 

集めているジャンルが違うので僕はあまり入らなかったが、その闇市商店街に、詞短歌専門の古書店があった。前述したように三軒茶屋には9軒もの古書店があったことから考えると、古くから知的水準の高い住民が多かったのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

国道の反対側にわたる前に、茶沢通りの角にある「田中屋陶苑」を紹介しておく

 

 

この店こそ三軒茶屋という地名の由来になった三軒の茶屋の1軒の末裔で、現在は陶器専門店として営業している

 

残りの2軒は、1軒は明治時代、もう1軒は戦時中から戦後にかけて廃業してしまい、この「田中屋」だけが残ったわけだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国道246号線にも鋭角な交差点があった。この写真の左奥に向かうとブックオフがあり、その先に昭和女子大がある

 

以前、朝帰りで三宿方面から三軒茶屋駅のほうに向かって歩いていたら、ちょうど昭和女子大の登校時間帯に出くわし、見渡すかぎり若い女子しか見えない光景にビックリした

 

 

という、どうでもいい話はともかく……

 

「栄通り商店街」は東急の駅の出口からはズレていて、少し駒沢方面に歩いたところからはじまるが、おそらくかつてはその近くに玉電の電停があったからだと思われる

 

 

この商店街も基本的には飲食街ではあるが、やたらと古着屋が多いのが特徴になっている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真の「オムニ食堂」の2階は古着屋だし、その写真の画面右側のオレンジ色っぽい照明の2軒も古着屋、画面からフレームアウトしてしまっているが食堂の左側にも古着屋がある

 

以前は少し先にサブカルな書店ヴィレッジヴァンガードもあったが、いつの間にかなくなっていた

 

 

「オムニ食堂」の少し先に歩くと「エコー仲見世」に続いて三軒茶屋第2のアーケード商店街が残っている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それがこちらの「三軒茶屋十一番街」だ

 

前回の記事で「三軒茶屋3番街」という飲み屋街を紹介したけれど、四~十番街がどこにあるのか僕は知らない

 

もしかしたら今まで見てきた商店街には、それぞれ番号がつけられているが煩雑なので省略しているのだろうか?

 

 

こちらの十一番街は僕が学生の頃は、ごく普通のアーケード商店街であったが、廃業が相次いで当ブログでよく紹介している「終わった」アーケード商店街になっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在もこういった普通の店も数軒残ってはいるが、おそらくこれが埼玉県の宿場町や東京でも墨田区の向こう側だったら、そのまま滅びていただろう

 

しかし、ここは渋谷から2駅の世田谷有数の大きな町だ。なので廃業した昔ながらの店舗の跡地には、コジャレた飲食店や古着屋が新たにテナントに入って現在も生き残っているわけだ

 

 

 

 

 

 

 

 

アーケード商店街の「栄通り商店街」とは、反対側の入り口には「インベーダーゲーム」と記された1970年代後半のものと思われる古い看板と、ほとんどホコリまみれになったクレハロンテントが残っている

 

この絵面はインパクトがあるので、レトロをテーマとしたインスタグラムのポストやブログなどではお馴染みの物件になっていて、先週だったか、仕事中に暇だからインスタグラムを見ていたら誰かが投稿していた

 

 

しかしこの物件、こちらの通路側から見ると昔のゲーセンの廃墟にしか見えないけれど、アーケードの外側から見ると

 

 

 

 

 

 

 

 

洒落た古着屋にリノベーションされて現在も使用されている

 

ちなみに、このごく小さなアーケード商店街には古着屋が3軒も入居していて、「栄通り商店街」の外れにはさらに2軒の古着屋があり三軒茶屋は古着屋の町として、YouTuberなどがよく取材しているほど知られている

 

 

ということで三軒茶屋はこれまでにして、《東急沿線界隈ランダム散策》シリーズの最終回は、サザエさんで知られる隣の隣駅の物件を紹介しよう

 

 

 

 

 

 

 

†PIAS†

 

 

 

 

 

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