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📷 ⑧東京の至宝・野方文化マーケット  

 

 

 

 

 

ところで、このブログに初めて投入したデジカメは名機・RICOHのGRDigitalⅢである。GRは、使用しているうちにレンズのコーティングが剥がれ現役を退いた

 

次に導入したのがSONYのRX -100Ⅱだが、これはセンサーにゴミが入り使用不能に陥り引退。そして、次がFUJIのxq -1と、いわゆるコンデジの名機ばかり使ってきた

 

 

幸い機械的な故障にこそ遇うことはなかったが、いずれもアホらしい理由で使えなくなってしまったのだが今度のFUJIはGRに続き、またしてもレンズのコーティングが剥がれ使えなくなってしまったファッキン!

 

まあ、僕の使い方は1回の取材につき最低200カット、最高はGRのときの700数十カットと、膨大な枚数を撮影している。年間だと万単位の勢いだ

 

 

よくネットのカメラのインプレッションなどに◯◯は、250枚程度でバッテリーがなくなり燃費が悪いなどといった批評が出ているけど、僕はモニターなんて見ないので、その3倍ぐらい撮影できるから使用頻度が桁違いである

 

おそらくこの耐久テストのような撮影枚数がカメラの寿命を早めているのかもしれないが、とりあえずFUJIを修理に出しているあいだ(修理可能かどうかは別にして)代替機がないとブログの取材が出来ないので、しかたなく間に合わせで中古の安いコンデジを買うことにしたのだが……

 

 

どこの中古屋に行ってもコンデジがほとんどないのだ。ああ、ついにコンデジもスマホに駆逐されてしまうのか……と、一瞬、悲嘆に暮れたら、どうやらそうではないらしい

 

というのは、今、ハリウッドのセレブやインフルエンサー的なインスタグラマーのあいだでオールドのコンデジが「かわいい」とブームになっているらしいのだ

 

 

なんて迷惑な。と、思いながら中古屋やハードオフを何軒も回って、ようやく大昔のFUJIの名機と言われているファインピクスF-200XERを見つけて購入した

 

このカメラなんと2009年というから、奇しくもRICOHのGRDigitalⅢと同い年である。今どきこんなCCDの大昔のカメラなんて使えるのかいな……と、思って試し撮りをしてみると

 

 

暗所ではノイズだらけで使い物にならなかったFUJI最後のコンデジ・ズーム機のxq シリーズよりはるかに夜間撮影に強いことがわかり、進歩とはなんなんだろう。と、考えさせられた(もちろん昼間の写真は負けているが)

 

ということで、「次の次」のシリーズからしばらくは、大昔のコンデジの写真に変わるので楽しみにしてほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

--と、やたらと長い前おきが終わったところで

 

「野方文化マーケット」のテナント、このインパクト抜群の古着屋「吊り橋ピュン」の入っている建物は、昭和30年代頃に建造されたとおぼしき、木造二階建てのモルタルの物件だが、職住一体ではない現在の状況下、ひとが済んでいるとは思えない

 

 

しかし、なんとなく見上げたら2階の窓が開いていた。まさか古着屋オーナーが居住しているとは思えないので、倉庫にでもされているのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

「吊り橋ピュン」の右隣にも似たような木造二階建てのモルタル物件が並んでいたが、こちらの2階部分は埃っぽいので無住で間違いないだろう

 

店舗部分のシャッターも、なんとなく埃っぽいので、こちらは廃業してしまっている可能性が高い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「┌┐」の字に配置されたモルタル物件の真ん中には回廊の通路を構成するように「|」状に、やはりモルタル物件が建っているが、こちらは現役で営業している居酒屋のようだ

 

こちらの建物は飲食店だけに、古着屋のように「汚いのは味」では済まされないからなのか、壁面はベニヤ板で補修されており店舗入口の脇などは下見板張りも、しっかり新しくされていた

 

 

 

 

 

 

 

 

出口(入口)に向かって左側の物件には、あまり現役感がなく廃業しているのかもしれないが、Googleマップには店名の記載まではなく、よくわからなかった

 

こういったファジーな物件を、見た目だけで「廃業」と決めつけていると、オバサンが出て来て驚く……という経験を何度もしているので、明言は避けておこう

 

 

前回までのマーケット型有蓋式商店街の特徴として、屋根をトタン張りなどにせず、透過性の高いタキロン波板を使い明かり取りにしていることを書いたが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの「野方文化マーケット」も、当然タキロン波板を上手に使って、ほのかな明かりを取り入れており、有蓋式に特有な幻想的な明かりが射し込んでいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マーケットの内部から見た軒先のクレハロンテント越しの風景がまたよい

 

外の風景はとくに見るべきものはないのだが、何か自分が昭和30年代の世界に迷いこんでしまったのではないか……と、錯覚しそうな不思議な雰囲気であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや~。素晴らしい! これが映画のセットではなく今も現役で営業しているマーケットなのだから、いつも嘆いている東京という町もなかなか捨てたもんじゃないな。と、思わせる

 

 

 

 

 

 

 

 

異世界から一歩足を踏み出すと、そこには現実の世界が待ち構えているが、このマーケットの周囲だけは、まるで異なる時代の空気が漂っているかのようだ

 

というわけで記事2回ぶんを費やして紹介した「野方文化マーケット」をあとにして、そろそろ気温34度のくそ暑い現実の世界に戻ろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

商店街の野方文化マーケットから西側は、ほぼ見終えたと思われる

 

なので、今度は駅前付近を散策するのであるが、じつは野方にはマーケットだけではなく「アーケード商店街」も存在しているので、今度はそちらのほうに向かった

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

†PIAS†

 

 

 

 

 

 

 

 

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