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😎 続・最近食べたものと着た服とか行った場所・増刊号
それにしても、何なんだ毎日毎日毎日毎日毎日続くこのクソ暑さはよ! もはや日本は温帯気候帯ではなく、亜熱帯気候帯とカテゴライズすべきであろうファッキンシット
よく「夏が好き」なんて惚けたことを吐かしているやつがいるが、僕はキッパリとこう言いたい「夏は大嫌いだ」と
というどうでもいい話はともかく、前回の記事では下北沢のカレー屋について書いたので「別冊」としたが、今回はその続きなので「増刊号」というサブタイトルをつけた
僕のなかでカレー屋の日本一といえば、もはやその店は当時のまま存在していないから永遠に不動の1位になっている。つまり殿堂入りである
その店は、レトロ建築マニアのあいだでも知られた戦前物件のまま営業している本郷の東大赤門前の路地裏にある「万定」という店だ
店自体は営業を継続しているが、先代のカレーを愛していたので、もし味が変わっていたら失望を味わうのが怖くて、代替わりしてからは一度も行ったことがない
殿堂入りは、ほかにもあり川越にあった名店「ジャワ」も素晴らしいカレー屋であったが、跡継ぎがおらず残念ながら閉店してしまった
「ジャワ」といえば埼玉県西部では知らないとモグリなほど有名な店で、廃業が決まったあとは連日閉店を惜しむ客が長蛇の列を作った
では、現行の店の1位はというと、今のところ千葉県の柏にある「ボンベイ」が暫定1位となっている。この店も先代が一度廃業を決めたが、ジャワとは違って運よく跡継ぎが見つかり継続している
その「ボンベイ」と同率1位にしたい店が……
祐天寺にある「ナイアガラ」である
この店の先代は常軌を逸した熱狂的な鉄道マニアとして知られ、また晩年はナイナイの番組などに、ほとんどタレント並みにテレビ出演していた
しかし、そんなお茶目な一面もあるがカレーは本物で、僕の母が学生時代から通っていたので、親子二代にわたる贔屓の店だ
新宿→上諏訪は中央本線かな。「定期券はハッキリ見せましょう」という看板に時代を感じる。昔は駅の改札には駅員がいて、切符切りのハサミを華麗にくるくる回していたものだ
幼い記憶に残っている渋谷駅の情景は、柱についた吸いがら入れから、臭い煙がもくもく漂っていたことで、その頃は禁煙なんて考えられない時代であった
今やどこに行っても禁煙で気持ちに余裕が持てないヤカラばかりの鬱陶しい時代になってしまった
鎌倉、久里浜、磯子、関内とあるから根岸線、京浜東北線の両方か停まる横浜の案内板だろうか?
いつもは食事どきを外して訪れているので、テーブル席に座れるがこの日は晩飯どきで満席。珍しくカウンターに通された
カウンターのショーケースには「銀河鉄道999」関連のグッズが。今考えるとメーテルってかなり性悪な女だよね
あっ、端っこにセイコーの鉄道員用懐中時計が! この時計じつは欲しくて探していたのだけれどプレミアが凄くて買えなかった逸品である
カレーは安定の美味しさ。典型的な洋食系カレーで特筆すべきことはなにもないが、すべてにおいて完成されており、先代の味とほとんど変わらない
まあ、この店はまだ駅前のケンタッキーの隣にあった頃から通っているので、えこ贔屓していると言われても返す言葉がないが、それを差し引いてもレベルは高いと思う
では下北沢で1位はというと、残念ながら下北沢に固有の店ではなく、都内に12店舗ほど展開している「もうやんカレー」下北沢店である
この店は1997年の創業で、僕はその5年後ぐらいに池袋と渋谷の店に通っていた
当時の池袋店は地下にある怪しい店で、入り口の脇に置かれたスピーカーからオ○ム真理教の麻原某のテーマのような単調なリズムで「もうやんカレ~、もうやんカレ~」という不気味な曲がエンドレスで流れていた
会社の昼休みに池袋店にゆくとランチバイキングしかやっておらず小食の僕は損しかしないので、わざわざバイキングが終わってから普通のメニューをたのんでいた
こちらのカレーは創業者が身体に良い食べ物を。と、野菜のごった煮を研究しているうちに、結果としてカレーになったというエピソードで知られている
そのわりにはドロドロしたソースの典型的な洋食系カレーに近く、通常の倍以上の野菜を煮込んだという濃厚な味わいに特徴がある
付け合わせも普通ではなく、玉ねぎのピクルス、沢庵の燻製と、かなり個性的だが、これがまた物凄く美味い
僕はこういった付け合わせはあまり摂らないのだが、もうやんは別でついたくさん食べてしまう
後半はいつものように靴の話なので興味のない方は積極的にバックを推奨する
さて、もう誰もいなくなったな。でははじめる
こちらは1990年代頃のカナダ警察の支給品、つまりサービスシューズである。通常、そういった装備品は安かろう悪かろうになりがちだが、この靴は異常に革質がよい
警察の備品なのでワークブーツのように頑丈な造りで革もレッド・ウィングみたいな分厚いものが使われているのだが、その革が異様にキメ細かく艶やかなのだ
トゥなどはエドワード某やジョン某を凌ぐキメ細かさで、鏡面磨きが簡単にできてしまう
なぜ官給品にこんな良質の革を使ったのか謎の靴である
革質といえば手持ちの黒靴でトップスリーに入るのが、こちらの1959~1965年に製造されたイギリスのビスポーク靴ピール&コーの外羽根フルブローグである
一定の数を製造せねばならない既成靴とは異なり、1足だけ最高の品質のものがあればよいビスポーク靴には、既成では越えられない壁があることは言うまでもない
そんなビスポーク靴でもこの革はとくに素晴らしく柔らかさ艶やかさ、キメ細かさのどれをとっても現代の革とは異次元レベルの格差がある
ちなみにピールは、ビスポーク靴屋としては規模が大きく100人を越える職人と専用のタナリーがあった。つまり革も自社で製造していた稀有な例であった
この靴はピール純正の中敷きを僕の足に合わせて造り直しているので、フィッティングも格別で、貴重な歴史的アイテムにも関わらずつい足を入れてしまう靴だ
ということで、後半はまたしても読者置いてきぼり「( ゚д゚)ポカーン」な記事になってしまった
†PIAS†
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