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久しぶりに下北沢をぶらぶらしながら写真を撮りに行ってきた
今回は古着屋、古書店巡りが半分、写真を撮影する目的が半分といった感じの散歩で、例によってたいしたものではないので、気楽にご覧ください
僕が下北沢に行ってすることは、まず煙草を一服
駅の出口からピーコックの前を抜けるとシガーやパイプ煙草が置いてある煙草専門店があり、その店先に喫煙所がもうけられスモーカーの憩いの場所になっている
煙草といえば、国会に屋内のすぺてを禁煙にし、喫煙所も認めない、などという、ファシズム丸出しの法案を提出した薄ら馬鹿がいるが、こんな原理主義的な思想を持った知能程度の低い差別主義者が議員になるようでは、いよいよ日本も終わりかもしれない
などという個人的な怒りはともかく、憩いの場所から、目の前の古いビルを１枚
この古いビルの裏側は解体が決まり、ほとんど更地にされた闇市から発展したマーケットの残骸が……
文化人たちの反対運動も虚しくこの場所には、広い道路が造られることが決まっている。まったくもって税金の無駄遣いである
しかし狭い通路に入ると、まだいくつかの店が営業していた
ところで下北沢は、繁華街だけあって、店の入れ替わりが激しい
ついこないだまでジャンブルストアだった場所が、ちょっと来ないあいだにハードオフになっていて驚くが、ドンドンダウンがなくなって、その跡地に移転していた
純粋な古着屋、という言い方はちょっと変だが、いわゆる買取や依託ではなく、海外から古着を仕入れている古着屋は、おそらく高円寺が日本一だけど、リサイクル系の古着屋は、下北沢が日本一だろう
しかし、ここ最近はめっきり掘り出し物が入らなくなって、何軒か回ったが収穫はなかった
その一方で、不思議なのは、高円寺を別にすると斜陽著しいはずの、ふつうの古着屋がかなり増えたことで、下北沢だけは落ち目の古着屋業界とは、逆の傾向にあるようだ
上の２軒は、そういう新しい店ではなく以前からある店だ
下北沢には、変なロケーションの店が多く
この築40～50年は経過していそうな木造アパートには、以前から古着屋が入っている
今入っている古着屋の２代くらい前に入居していた古着屋のオーナーと仲良しで、いつもだべりに行っていたが、彼には、ビックリするぐらいの美人の奥さんと幼い子どもがいて、原発事故のあと、放射能が心配なあまり、沖縄に移住してしまった
その並びにあったアンティークの店。下北沢にはアンティークショップも多い
下北沢に行くたびに、思わず見とれてしまうアジアンな雰囲気の怪しい雑居ビル。１階にある安いカレー屋が気になるのだが、まだ入ったことがない
いつもにぎわっているから、美味しい店なのかもしれない
それにしても、いつもより内容の薄い記事は書くのが楽だなあ。普段の長屋門とか古民家の記事なんて、下手すると資料を探すだけで、二日ぐらいかかったりするのに、パイプ煙草をワンボール吸う前に書き終えてしまった
かなり写真をセレクトしているので、残りは後編で
続く
†PIAS†
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