こんにちは。
全く初めてスケールの練習をする生徒さんには、こちらをよく使います。
どちらかと言えば 楽しい練習ではないスケールですが、
この楽譜は、先生のステキなハーモニーとの連弾ができるので、
みんな楽しいみたいで、どんどん取り組んでくれます

これがスラスラ弾けるようになったら、
「スケールとアルペジオ」のテキストに進んでいきます。
スケールと言えども、音楽。
「イ短調」を弾く時に、「短調」の雰囲気を表現して欲しくて、
Kちゃんに 質問を投げかけました。

「お友達と遊ぶ約束をしていたのに、行けなくなったとか・・
仲よしのお友達がお引越するとか・・
おじいちゃんが病気になるとか・・
悲しい事を考えてみようか」

「Rちゃんがいなくなっても、Mちゃんがいるから、
全~然 寂しくないよ♪
おじいちゃん、おばあちゃんも皆、元気だし♪」

「そっかぁ」

「
人生、楽しいことばっかり~!!!」
まだ1年生なのに、”人生”について語ってます(笑)
子供だから毎日が楽しくて新鮮なことばっかり、
やっぱりそんなものですよね。
子供っていいな~。
でも、Kちゃんはとびっきり前向きです!(いいことだ!)
そんな明るく前向きな Kちゃんの弾いたイ短調のスケールは・・・・
元気で明るいかと思ったら・・・
さみしい感じが ちゃんと表現できていました!
上手でしたよ

ちなみに、去年、発表会で短調のメヌエットを弾いた子にも
同じ質問を投げかけたのですが、
おじいちゃんが亡くなったことが、とっても悲しかったと話してくれました。
「おじいちゃんを思い出しながら、弾いてね」と言ってからは、
とても心にしみる演奏を 聴かせてくれるようになったものです。
いろんな経験を重ねる事で
イメージ力がつき、
そしてピアノ演奏の表現力に活きてきますね。
絵画や映画を見るのもよし。
オーケストラのコンサートを聴きに行くのもよし。
外で、自然にふれながら 体を使って遊ぶのもよし。
美味しい食べ物を食べるのもよし。
なにげない全ての事が、いい経験となって蓄積されていきます。
五感を使って、たくさんの経験をしてほしいものです。