今年の裏庭はカラスノエンドウで埋め尽くされています。


子供の頃はピーピー豆って言ってました。地域によって色々に呼ばれているみたいですね。

一昨年、両親が家庭菜園をやらなくなりました。その年の秋には放置された裏庭はどえらいことに。

木質化するほどに成長したヒメジョオンやらハルジオン、セイダカアワダチソウが私の背丈を超え、ヤブガラシの残骸でいっぱいになってしまいました。

大きくなってしまうと、充電式の草刈り機や普通の園芸用ハサミなんかでは切れなくて、枝剪定用のでかいハサミで切り倒しました。

次の年、頭にきた私はもうコイツらが出てくるたびにチョキンチョキンやって、しかしあまりにキリが無い。

調べると地下茎でどんどん再生して拡がるとかで、全部掘り起こさないといくらでも生えてくるらしい。無理。

もう我慢ならんということで、ついに除草剤を使いました。

除草剤はかかった草だけに効力があり土壌には影響が無い、と言われてるタイプを選びました。
本当かどうかは色んな論争があるみたいです。

実際には確かに除草剤がかかった草だけゆっくりと枯れて、園芸用の宿根草や他の雑草たちは生えてきました。

私も除草剤を好き好んで使いたいわけではないので、前述の巨大化する雑草3点とヤブガラシ、それと笹類や申し訳ないけど気に入らない雑草をチマチマ選んで除去していきました。

その結果が、冒頭のカラスノエンドウ群生地~な訳です。

カラスノエンドウを残したつもりは無かったんですが、結果的にこうなりました。

この子たちはOKです。
草刈り機で刈れるし、放っておいても夏前に枯れます。

それにとてもキレイです。
風が吹くと緑の絨毯がモフモフとなびいて気持ちがいいです。

大勢力なのはピーピー豆ですが、もちろん他の雑草も生えていて、それぞれに小花を咲かせていていい感じ。

まあ傍目からみたら草ボーボーなんですが、このコントロールされ過ぎてない無造作な感じも結構好きです。

もうじき、黄色い月見草がいっぱい咲くはずです。