「レッスンの友」で作曲家の今村さんとピアニストの河村さんがタッグを組んで記事を書いています。すごく為になる内容で毎回興味深く読んでいます。
2012年3月号では「別れの曲」が取り上げられています。
別れの曲はショパン自身も非常に気に入っていたメロディーを美しく弾けるだけではなく、内声やバスなどの複数声部の弾き分けなどのバランス感覚が求められる曲です。
先生方のアドヴァイスはたくさんあるのですが、その中でも参考としたいのは、
・4~5声であることの認識
・音符が多い内声部の響きの柔らかさ
・シンコペーションの低声部が音楽を進める役目を担っていること
・有名なメロディーの後、左手のスタッカートは弦楽器のピッツィカートのように
・30~ポーランドの空のように日がさしたり、雲で陰ったり
・32~1つの和音を増幅させる効果
などでしょうか。
印象的な言葉だと思ったのは、各声部を弾き分けるためには手のひらの柔らかさが重要、というものです。
5本の指の高さを調節しながら様々な重音・和音を弾くわけですが、それらに対応できたり、指を上げ下ろす速さを微妙に変えたりすることに、通じている言葉のように思います。
でも、手のひらの柔らかさを意識するって難しいです。
その意識を高めるエクササイズを考えてると、親指と小指の付け根(親指は付け根というか親指の根元の手首あたり)をくっつけようとする動きを何度か繰り返すとよさそうです。