実写版おそ松さん | ペッターの話

ペッターの話

誰も見てないと思いながら書いてる

順番が前後するけど

アンナチュラルの前に

実写版おそ松さんの映画を観た。


おそ松さん自体は1期と2期を

アニメで観ていたので知っている。

当時は「推し松は誰か」というのが

オタクの間でトレンドだった。

で、私はイヤミが好きだった。


実写化したことも知っていた。

演じるのがSnowManで

ファンの方には申し訳ないけど

また実写化のダメなとこが出た…

と結構嫌だった。

話題性だけの、業界に都合が良いだけの

原作無視の実写化。

逆にSnowManのファンも

おそ松さんなんて嫌だろうし

誰得なんだ??と思った記憶がある。



それを何故今さら観たかというと

六つ子の父親役が光石さんだったから。

いや、何してんすか。

こんなところにもいた、光石さん。

ほんとどこにでもいるなこの人…。


父親のビジュアルもアニメで知ってたから

ちゃんとヒゲが生えてるのは嬉しかった。

初めて観るぞ、ヒゲ石さん。最高。


自由奔放でやかましい六つ子と対象的に

なんとなくぼんやりのんびりしていて

無感情な喋り方。

まだあんま作品観たことないけど

今までになかったキャラかも。


物語自体は、一言でいうと滅茶苦茶。

あっちでラブコメが始まったと思ったら

こっちでヤクザものが始まったと思ったら

そっちで白黒時代劇が始まる。

収集がつかない。ずっとギャグ。

途中で観るのが疲れて一旦休んだ。

これ、映画館だったらキツかったかも。

そんな感じなのであらすじの説明も難しい。

今回の感想にはあんま必要ないので省略する。


ただ、フォローしておきたいのは

この滅茶苦茶がおそ松さんなので

そういう意味では原作通りというか。

アニメもほんと滅茶苦茶だった。

どのくらい滅茶苦茶だったかというと

記念すべき第一話で好き勝手にやり過ぎて

DVDに収録されずサブスクにも入らず

完全お蔵入りの幻となったくらい。

(マジで今はもう観る手段がない)

それと比べたら実写映画は

観る方法があるだけマシなのかもしれない。


後半、喧嘩を繰り広げる六つ子たちのもとに

両親が現れて止めに入る場面がある。

父(光石さん)が、六つ子誕生のときの

写真を愛おしげに眺めながら

感動的なことを言い

その言葉に六つ子たちも涙する。

母も感動的なことを言って

父が涙を堪えながら母の肩を抱き寄せ

家族の絆を再確認する、とても良いシーン。

あぁ、普段の良いお父さんやってる

光石さんだなぁ、と微笑ましく観てたら

おそ松がいきなり写真を破り捨て

「この写真は偽物だー!!」

と糾弾し始める。


途端、さっきまで人の良い笑顔だったのに

しっかり急に悪人面になって

写真は合成加工したもので捏造だと

白状する両親。

この切り替えが、すっごくて。

同じ人??表情やば、え、すご。

切り替えた直後の顔は

あからさまに悪い顔って訳じゃないけど

バレちまったか…みたいな性悪さが

滲み出てるような絶妙な睨みが良い。

光石さんの悪い顔たまんねーな…!

そのまま六つ子と大喧嘩になって

漫画的な表現の中で一瞬

目?おでこ?からビーム出してる

光石さんがいた。

なんか知らんけど、ビーム出す推し観られた。

ビーム出す推しとは?????


途中の滅茶苦茶な展開も

一応最後に、ちょっと強引だけど

伏線回収して綺麗にまとめたので

そこはなかなか面白かった。


最初に出会った光石さんが

ロストジャッジメントの江原だったから

こういうコメディだと印象が全然違って

すごく良いなぁ。

一旦最後まで見終わった後

喧嘩を止めるシーンからの一連の流れを

10回くらい繰り返し観た。

何回でも観ちゃう、悪石さん。

それだけでもこの映画観て良かったー。